鍵のシリンダーを交換したい!交換方法や3つの注意点についてご紹介
【目次】
今回の記事ではシリンダー交換について交換の流れや費用などのご紹介をします。今回の記事は初めて自宅の鍵を交換する人にオススメする記事で、交換する範囲によっては費用負担を大幅に減らすことができる事を紹介しています。不具合による鍵交換の場合は錠前一式を交換する可能性もありますが、鍵を変更したいだけの場合は鍵穴だけを交換する「シリンダー交換」のみで目的が達成可能です。錠前交換とシリンダーのみの交換では部品代が何倍も変わってくるので、シリンダーのみの交換で済むなら費用を減らせます。どういった状況の時にシリンダー交換のみで済むのか等、詳しい状況について出来るだけ分かり易く説明しますので、ぜひ参考にしてください。
専門的な話も出てくるので、もし記事を読んでも理解できない箇所がある、アドバイスが欲しい、すぐにシリンダー交換をしてほしいという場合は遠慮なくお電話でご相談ください。カギ本舗では管理会社や不動産会社様からの依頼で年間500件以上シリンダー交換の依頼を受けています(2023年~2024年実績に基づく調査)。多くの現場を経験してきた鍵屋なので、お客様の多様な住宅環境に対応したご案内が可能です。
また、シリンダーがどこのメーカーの製品か分かっている場合は以下のページも参考にしてください。
ドアの鍵を交換したい!シリンダー交換とは?
鍵を交換する際に、鍵穴の部分(シリンダー)と、その対になる鍵を交換することを「シリンダー交換」と言います。鍵穴を変えるだけで済むので、比較的費用が安く済むことが多いのが特徴です。賃貸物件などで入居者が変わるだけの場合は、鍵を変更するためにシリンダー交換をしています。ただし、鍵の不具合による鍵交換の場合はシリンダー交換では症状が改善しないことも多々あるため、どこを交換するべきなのか慎重に選別する必要があります。
シリンダーではなく、その他の錠ケースやハンドル一式なども含めて交換する場合は錠前交換と呼ばれることが多いです。錠前交換の場合は交換する部位が増えるため、作業費と部品代がシリンダー交換よりも数倍費用が高くなります。錠前ごと交換をすると5万円以上かかる場合も多いため、シリンダー交換でメンテナンスの費用を大きく抑えることができます。
シリンダー交換で済むのはどんな時?
ここでは錠前交換ではなく、シリンダー交換で済む場合はどんな状況なのかについてご紹介します。無駄な錠前交換を減らして費用を安く済ませましょう。
鍵を変更したい場合
鍵を紛失してしまった場合や、賃貸物件に入居したり中古住宅を購入した場合は、今まで使っていた鍵を使えないようにするために鍵交換をすることが多いです。こういった場合は、錠前交換ではなくシリンダー交換をすることで費用を抑えることが可能です。
ドアの防犯性を上げたい場合
現在付いている鍵の防犯性が低い場合は、シリンダー交換で防犯性の高いシリンダーに交換をすることで防犯性を向上させることができます。ディスクシリンダーやピンシリンダーなどの防犯性の低い鍵が付いている場合は、ディンプルキーや内溝キーなどの防犯性の高いに交換すると防犯性を大きく上げることが可能です。ディスクシリンダーやピンシリンダーが分からない場合は以下のページで鍵の種類をご紹介しています。
室外から鍵を開ける時だけ不具合がある場合
鍵の開け閉めができない、引っ掛かりを感じる等の不具合がある場合、鍵穴以外にも問題がある可能性があるため一概にシリンダー交換で修理できるとは限りません。ただし、室内からの鍵の開け閉めに問題がなく、室外から鍵を開け閉めする時だけ不具合がある場合はシリンダー交換で症状が改善します。
シリンダー交換の事前準備や必要な道具は?
シリンダー交換をするためには、錠前に適合したシリンダーを用意する必要があります。また、錠前の種類によって交換時に使う工具が異なるため、まずは錠前の種類を特定していくことから始める必要があります。
事前準備① 錠前の種類の特定
シリンダーを交換する場合、シリンダー以外の部品は交換しないため、錠前の種類によって取り付けできるシリンダーは決まります。錠前の種類は様々ですが、玄関や勝手口など、一般的なドアについている錠前の場合は錠ケースの刻印とドアの厚みを調べることで特定できることが多いです。
錠ケースの刻印を調べる方法
錠前の種類を特定するためには、錠ケースの刻印を確認することが必須です。錠ケースはシリンダーの数だけ付いており、シリンダーの形が一緒でも別の錠ケースが付いていることが多々あります。シリンダーの数だけ刻印を確認をするようにしましょう。錠ケースの刻印が記載されている場所は錠前の種類によって変わりますが、以下のような場所に刻印されています。
ケースロックの刻印位置
握り玉の刻印位置
プッシュプル錠の刻印位置
サムラッチ錠(装飾錠)の刻印位置
面付錠の刻印位置
ドアの厚みを調べる方法
シリンダーを購入する際、ドアの厚みによってシリンダーに必要な寸法も変わります。そのため、シリンダー交換をする際は必ずドアの厚みを測るようにしましょう。ドアの厚みを測る際はシリンダーの真下の部分でドアの厚みを測ると正確に厚みを測ることができます。また、シリンダーの部分に土台のような板(長座)がある場合は、長座の分の厚みもドアの厚みに加算すると適合するシリンダーを見つけることができます。
事前準備② 交換方法の調査
錠前の種類を特定したら、その錠前のシリンダー交換の方法について調べます。錠ケースに刻印されている文字と「交換方法」でインターネット検索すると具体的な交換方法が見つかります。例えば以下のような画像では、錠ケースに「MIWA BHSP」と刻印がされているので、「MIWA BHSP 交換方法」とインターネット検索をするとBHタイプの交換方法が見つかります。
また、最近ではYouTubeなどの動画配信サイトで錠前の種類ごとの具体的な交換方法を紹介されていることも多いです。YouTubeでインターネット検索と同じように検索すると交換方法の動画が出てきます。
事前準備③ 必要な道具の購入
錠前の種類を特定できて、交換方法も全て理解したらシリンダーと工具を購入します。もし錠前の種類が特定できなかったり、交換方法を見ても自分では交換できないと判断したら諦めて鍵屋に依頼してシリンダー交換をすることをオススメします。シリンダーはホームセンターなどでも一部販売していますが、全てのシリンダーを網羅している訳ではないので、シリンダーを入手できない事も多いです。そのため、シリンダーを入手するには、インターネットショッピングで購入するか、鍵の専門店などで購入することになります。交換工具は錠前の種類にもよって変わりますが、プラスドライバーのみで済む場合が多いです。
シリンダーの交換手順
シリンダーの交換方法については、シリンダーの種類によって様々です。例えば、MIWA製のシリンダーならLSP、LA、BH、HP40、PMK、RAなど、他にも色々な種類があります。ここでは多くの住宅に採用されているLAタイプの交換方法をご紹介しますが、もし他のタイプの錠前が付いている場合は前述した方法でインターネット検索やYouTubeで交換方法を検索していただくことになります。
LAタイプの交換手順①
LAタイプの場合、錠ケースに2か所ビスが付いているので、ビスを外しましょう。フェイスと呼ばれる金属板を取り外すことができます。フェイスを取り外した後は鍵交換が終わるまでドアを開けっぱなしにしましょう。鍵交換が終わる前にドアを閉めてしまうと、ドアが開けられなくなる可能性が高いです。
LAタイプの交換手順②
フェイスを取り外すと、錠ケースに4本のピンがささっています。シリンダー側にささっている2本のピンを抜くことでシリンダーを取り外せます。ピンを抜く際はマイナスドライバーなどでピンを引っかけることで抜きやすくなります。
LAタイプの交換手順③
シリンダーを取り外した時と逆の手順でシリンダーを取り付けます。シリンダーを錠ケースに密着させながら、ピンを2本挿入することでシリンダーが固定できます。ピンが奥までささらない場合はドライバーの柄の部分で叩いて奥までピンを入れましょう。その後取り外していたフェイスの板をビスで2か所固定し、交換完了です。ドアを閉める前に一度鍵の開け閉めに問題ないか確認し、問題なければドアを閉めて動作確認をしましょう。
メーカー別 シリンダーを選ぶ時のコツ
MIWA(美和ロック)のシリンダーを交換する場合
MIWAのシリンダーを交換する場合、交換後のシリンダーには多くの選択肢があります。MIWAの錠前は互換性が高く、古い錠前にも最新のシリンダーを取り付けられるようになっている事が多いためです。例えば、従来通りのギザ鍵に交換したい場合は、MIWA純正のU9というシリンダーに交換することが多いです。さらに防犯性の高いシリンダーに交換したい場合は、MIWAのPRやPSといったディンプルキータイプのシリンダーにも交換が可能です。また、GOAL、SHOWA、dormakaba、MUL-T-LOCK等のMIWA以外のメーカーも、MIWAの錠前向けにシリンダーを発売しているため、MIWA以外のメーカーのシリンダーが取り付けられることが多いです。
MIWA製のシリンダーを交換する場合は、基本的に錠ケースの刻印とドアの厚みを調べれば交換可能なシリンダーが特定可能です。また、現在廃盤になっているディスクシリンダーというシリンダーが付いている場合、その後に発売されたU9やPR、PSといったシリンダーに交換することが可能ですが、シリンダー内のテールピースと呼ばれる部位を変更しないと取り付けることができません。テールピースを交換するにはシリンダーを分解しないといけないため、鍵屋に依頼することになります。
GOAL(ゴール)のシリンダーを交換する場合
GOALのシリンダーを交換する場合、換後のシリンダーには多くの選択肢があります。GOALの錠前もMIWAと同様互換性が高く、古い錠前にも最新のシリンダーを取り付けられる場合が多いです。ギザ鍵ならGOAL純正のピンシリンダーに交換可能です。さらに防犯性の高いシリンダーに交換したい場合はGOAL純正のD9、V18、GARND Vなどのディンプルシリンダーに交換することが可能です。また、海外メーカーのdormakaba、MUL-T-LOCKはGOAL製の錠前に取り付けできるシリンダーを発売しています。
GOAL製のシリンダーを交換する場合は、基本的に錠ケースの刻印、ドアの厚み、シリンダーのテールピースという部品に刻印されている番号が分かれば、交換可能なシリンダーが特定可能です。
SHOWA(ミネビアショウワ)のシリンダーを交換する場合
SHOWAのシリンダーを交換する場合は、基本的にSHOWA純正のシリンダーに交換することになります。ただし、SHOWA製のシリンダーは既存でもMIWAなどの他メーカーの錠前に取り付けられている事が多いため、錠前自体が他メーカーの製品の場合は、そのメーカーのシリンダーへ交換可能なことが多いです。
SHOWAのシリンダーを交換する場合、錠ケースのメーカーと刻印を正確に調べることで取付け可能なシリンダーを特定できます。
TOSTEM、LIXIL(トステム、リクシル)のシリンダーを交換する場合
TOSTEM、LIXIL製のシリンダーを交換する場合は、TOSTEM、LIXIL純正のシリンダーに交換することが多いです。TOSTEM、LIXILはサッシメーカーになるため、国内錠前メーカーのMIWA、SHOWAといった会社がシリンダーを製造しています。そのため、MIWAやSHOWAのシリンダーが取り付けられる場合もあるのですが、各メーカーがTOSTEM、LIXIL専用のシリンダーを作っている場合もあり、こういった錠前がついている場合はTOSTEM、LIXIL純正のシリンダーでないと取り付け出来ない場合があります。一般のかただとどのメーカーの鍵が付くのか判別が難しいため、基本的にはTOSTEM、LIXIL純正のシリンダーに交換することになります。
TOSTEM、LIXILのシリンダーを特定する場合、ドアのシリーズ名を特定しないとシリンダーの特定ができない場合が多いです。そのため、ドア上部に貼ってあるシリーズ名、シリンダーの錠ケース、ドアレバーの錠ケースなど、全ての錠ケースの刻印の組み合わせからシリンダーを特定する必要があります。
シリンダー交換をする際の3つの注意点
賃貸物件のシリンダー交換は管理会社に相談してから
賃貸物件でシリンダーを交換する場合は、勝手に交換すると退去時などにトラブルになります。管理会社では鍵を管理しているため、勝手にシリンダーを交換してしまうと管理外の鍵が増えてしまい、入居者が変わった際に以前の入居者が不法侵入をするリスクが発生します。また、物件は大家さんの財産になるため、勝手に手を加えるのはよくありません。管理会社とのトラブルになると退去時にもシリンダー交換の費用を請求されるなど、自分自身にも不利益になります。シリンダー交換をする場合は管理会社に相談をしてから対応するようにしましょう。
エントランスと連動したシリンダーを交換する場合
集合住宅の玄関の鍵は、エントランスの鍵も開けられるよう逆マスターという仕組みで管理されています。そのため、エントランス扉と連動したシリンダーを手配するためには、エントランス扉の逆マスターの中で管理されているシリンダーをメーカーに発注して入手する必要があります。こういったエントランス連動した鍵は個人では入手できないため、鍵屋などに依頼をして入手、交換をしてもらう必要があります。また、エントランス扉と連動したシリンダーは納期が3週間から4週間ほどかかります。欲しいと思ってすぐ手に入る物ではないので、早めに業者に依頼しましょう。
鍵の不具合はシリンダー交換では直らない場合がある
鍵が回らない、鍵が開けられないといった問題が起きることがありますが、多くの方はシリンダーに問題があると認識してしまいます。しかし、実際にはシリンダー以外にも問題が起きている可能性があります。不具合の原因として多いのは、シリンダーの問題、錠ケースの問題、デッドボルトとストライクのかみ合わせの問題です。もしシリンダー以外で問題が起きている場合は、シリンダーを交換しても不具合は改善せず、無駄なお金だけがかかってしまいます。
こういった無駄な出費を減らすためにも、鍵で不具合が起きた時は鍵屋などの専門業者に依頼し、修理が必要な箇所、交換が必要な箇所をきちんと特定してから対応しましょう。鍵の修理については以下のページでもご紹介しています。
シリンダーの交換が自分で出来ないと思ったら鍵屋へ依頼
鍵屋に依頼するメリット
シリンダー交換の作業は、手順さえわかっていればそこまで難しくない作業の物が多いです。中には素人では出来ないような難易度の高いシリンダー交換もありますが、基本的には自分でできるレベルの物が多いです。ただし、どの錠前には何のシリンダーが取り付け可能で、どういったリスクがあるのか、といった情報を理解するのは一般のかたでは難しいです。間違った製品を付けようとすると、取り付けできなかったり、最悪の場合防犯性を発揮できず誰でも容易にドアを開けられる状態になってしまいます。鍵の防犯性は昨今非常に重要になっているので、きちんとした防犯性を発揮できるよう正確に取り付けることが重要です。
また、鍵屋に相談すればより自分の目的にあった製品を提案してもらうことができます。鍵のプロはメーカーに関わらず様々な鍵の対応をするので、どういった鍵にはどういった特徴があるのかをきちんと理解しています。そのため、お客様の求める防犯性、利便性、予算を考慮して最適な製品を提案することが可能です。
鍵屋にシリンダー交換を依頼した時の費用
鍵屋にシリンダー交換した場合の費用についてご紹介します。シリンダー交換はシリンダー代がいくらになるかによって大きく費用が事なります。数千円の物から数万円する物まで幅広い価格帯があるので、自分の目的に合った製品を選ぶことが重要です。
作業内容 | 費用感 |
---|---|
ギザ鍵のシリンダー交換 | 1.5万円~2.5万円 |
ディンプルキーのシリンダー交換 | 2.5万円~3.5万円 |
特殊キーのシリンダー交換 | 3万円~5万円 |
海外製のシリンダー交換 | 3.5万円~6万円 |
鍵屋を選ぶ時のポイント3選
シリンダー交換などで鍵屋を選ぶ際は、信頼できるプロ意識を持った業者に依頼するのが重要です。しかし、一般のかたが鍵屋を利用する機会は非常に少なく、どんな基準で業者を選ぶべきか悩む人も多いと思います。ここでは信頼できる業者の選び方についてご紹介します。ぼったくり業者などを選んでしまうと相場の何倍もする費用がかかってしまうので、注意しましょう。
ポイント1 クチコミが良い
鍵屋を選ぶ時にまず分かり易い判断基準がクチコミです。他の人が実際にその鍵屋を利用した時の感想が見れるので非常に参考になります。費用については各ご家庭で異なる物が付いているため参考にならない部分もありますが、一つのクチコミだけでなく全体のクチコミとして評価の良し悪しは参考になります。
また、鍵屋さんの名前は似たような名前が多いので、クチコミを確認する際は名前が合っているかよく確認しましょう。
ポイント2 事前の説明が丁寧
鍵屋に依頼する際は電話で相談してから依頼となりますが、この時の対応が丁寧かどうかも重要な判断基準です。ぼったくり鍵屋に多い特徴なのですが、電話の段階では話を聞くだけ聞いて「現地で物を見てみないと料金はお伝えできません」と言われる場合がよくあります。現地を見てみないと正確な費用は出せないことが多いですが、一般的な住宅や車などの案件なら電話できちんとヒアリングをすれば概算費用は分かることが多いです。概算費用を伝えない理由としては、
- 特殊な状況、特殊な鍵の可能性があるため概算費用が返答できない
- 鍵のことがよく分かっていない
- 現地でぼったくり価格を提示しようとしている
などが考えられます。そのため、電話で相談をする際に概算費用を聞いて、もし返答をもらえない場合は理由を確認してみましょう。また、そもそも詳細なヒアリングがされない場合は、お客様のトラブルに対して解決しようとする意志が弱い業者です。こういった業者は別の鍵屋に案件を紹介するだけの会社も多く、注意が必要です。
ポイント3 アフターサービスがある
アフターサービスがしっかりしている鍵屋は、信頼ができる鍵屋である可能性が高いです。ぼったくり鍵屋はその場でいくら高額な金額を請求するかを重視するため、アフターサービスが無い、もしくはアフターサービスをすると言っても正確な内容が決まっていないことが多いです。電話の段階でアフターサービスの有無や具体的な内容について聞き、おかしな回答が返ってきたら注意しましょう。
シリンダー交換で防犯性を高めたい場合
ワンドアツーロック
一つのドアに対して、鍵穴を2か所付けることをワンドアツーロックと言います。ワンドアツーロックにすることで、空き巣犯が侵入にかかる時間を大幅の伸ばすことができます。既存のドアがワンドアツーロックでない場合、鍵穴を新規に増設することでワンドアツーロックにすることができます。鍵穴を新規に増設する場合、シリンダーの交換よりも費用がかかりますが、ディンプルキーや特殊キー、電子錠などの様々な鍵を取り付けることが可能です。
ディンプルキー
ディンプルキーは防犯性が非常に優れた鍵です。リバーシブルキーになっているため、どちら向きに鍵を挿しても開け閉めすることができ、ストレスなく鍵の開け閉めができるようになります。現在新築で立てる家はほとんどがディンプルキーになっているので、シリンダー交換をするならディンプルキーにした方が防犯性も利便性も向上します。
電子錠
電子錠はカードキーやテンキーなどで鍵を開け閉めする製品です。最近ではシリンダーとサムターン部分を後付けで交換することで、電子錠に交換できるケースも増えています。電子錠には鍵穴が付いていないか、非常解錠用に防犯性の高い鍵穴が付いていることが多く、オートロック機能も付いている場合が多いため、ピッキングや無締まりでの侵入犯罪に強い製品です。非常に使い勝手が良い製品ですが、デメリットとして交換費用が高い、製品の寿命が一般の鍵に比べて短いなどがあります。鍵屋での交換が可能なので、シリンダー交換をする際に鍵屋に相談してみるとどんな電子錠が付けられるか、どの程度の費用がかかるのか紹介してもらえます。
シリンダー交換ならカギ本舗にご相談ください
シリンダーの交換をご希望のかたはカギ本舗にぜひご相談ください。カギ本舗は全国で鍵のトラブルに対応しており、シリンダー交換だけでなく、修理や錠前の交換にも対応しております。カギ本舗の特徴として、以下のような特徴があります。
電話の段階で概算費用のご提示
カギ本舗ではお電話をいただいた際にどの程度の費用がかかるのか概算で費用をご提示しております。実際に現場で作業をしている作業員がコールセンターに常駐しているため、お客様の家の状態を詳細にヒアリングしてどんな施工が必要なのか把握できるためこのような運用ができております。
豊富な在庫
カギ本舗の作業員は、一般的な住宅で使用する部材はほとんど載せて移動しております。豊富な在庫を持っているため当日中のシリンダー交換などに対応が可能です。鍵の開け閉めができない、空き巣に入られてしまったなど当日中にシリンダーを交換したい場合にご活用いただけます。
鍵開けが得意
カギ本舗では様々な解錠用工具を取り揃えているため、住宅の解錠サービスが得意です。9割以上の住宅はシリンダーに傷をつけずに開ける事が可能で、どうしても破壊しないと開けられない場合でもシリンダーのみ綺麗に破壊するため、鍵開け後にシリンダーの交換で元通りにすることが可能です。シリンダーを交換するためには、鍵が開いている状態でないと交換できないため、不具合で家から締め出されてしまった場合などでも、弊社なら鍵開けとシリンダー交換が可能です。
しっかりとしたアフターサービス
弊社でシリンダー交換をしたお客様に対して、アフターサービスをしております。具体的には施工内容や製品に問題があった場合は、交換後1年間の保証サービスがついております。何かトラブルがあった際はお気兼ねなくご連絡ください。
まとめ
シリンダー交換の記事についてまとめましたが、いかがだったでしょうか?鍵穴だけ交換するシリンダー交換は費用が安くなりますが、不具合などでシリンダー交換をする場合は、シリンダー以外が原因の可能性もあるので注意が必要です。もし交換方法が分からない、不具合が起きているがどこが原因か分からないなど、自分ではどうにもならないと思ったらカギ本舗にご相談ください。
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