鍵屋のおすすめ防犯対策!泥棒・空き巣の好きな家・嫌いな家
【目次】
カギ本舗は出張の鍵屋です。
みなさまの鍵のトラブルに対して迅速に対応し、鍵にまつわるすべてのトラブルを解決いたします。
私たちはお客様の防犯に関するご相談に多数対応してきました。
以下の文章を読むことで、泥棒の心理が理解でき、どのような防犯対策が効果的か、理解が深まるはずです。
みなさまの家を、泥棒が嫌いな家にするために役立てていただけたら幸いです。
泥棒が好んで狙う場所

泥棒が狙いやすいと感じる立地の一つが、盛り場周辺の住宅街です。
盛り場にはたくさんの人がいるため、逃げるときに人混みの中に紛れやすいためです。
いざという時の逃げ場が近くにある住宅は、泥棒に好まれ狙われやすくなります。
また、人通りが少ない場所、路地の奥まった場所などにある住宅も狙われやすいです。
人通りが少なく、周囲の人に見られる心配がなければ、泥棒は安心して住居の中に侵入することができます。
鉄道沿線が近くにある住宅も泥棒が好む立地になります。
犯行後に鉄道を使って遠くまで逃げることができるためです。
さらに、ゴミ出しが雑だったり、塀や壁に落書きが目立つエリア、放置自転車が置かれているようなエリアにある家や集合住宅も泥棒に好まれます。
地域コミュニティ力が希薄で、犯罪に対する住人の警戒心が欠如していると考えられるためです。
街灯がない暗い地域にある住宅も要注意です。
泥棒が家の中に入る時も、家の中で作業をする時も、さらに家から出るときも周囲の人から見られにくく、隠れて作業をすることができます。
■一戸建て
泥棒に狙われやすい一戸建ての特徴として、塀が高かったり、植木が茂っているというポイントがあります。
塀が高かったり植木が茂っていると、家の中に侵入したり貴重品や現金を探る様子を、通りから見ることが難しいため、泥棒は落ち着いて作業ができます。
また、築年数が経った旧来の住宅は、戸締り設備が簡単で不備が多いため、泥棒が簡単に侵入できる傾向があります。
防犯灯や照明設備が少ないため、闇に隠れて泥棒が動きやすくなります。
また、このような家に住む人は、施錠する習慣がないケースも少なくありません。
一方、新興住宅地の一戸建ては、共働きが多く家を留守にしている時間が長いため、泥棒が狙いやすいという傾向があります。
また工事関係者やセールス目的の外来者が出入りしているため、犯人が紛れ込んでも気付かれにくいでしょう。
さらに一部の建売住宅は、セキュリティ対策が不十分で、ピッキングなどをしやすい鍵が使用されているため、泥棒に好まれる傾向があります。
■マンション・アパート
安全と言われているオートロック付きのマンションですが、オートロックが付いていることに安心して、住民の防犯意識が低くなる傾向があります。
無施錠の窓などから侵入しやすいため、泥棒に好まれます。
オートロック付きでなくても、高層階の部屋は防犯意識が低くなり、ベランダの窓が無施錠の部屋が多く侵入しやすくなっています。
また内階段があるアパートは、道路などから目に付かないため、侵入しやすくなります。
アパート全般として、簡単な戸締り器具を使っていることが多いため、泥棒が開錠しやすく侵入しやすくなっています。
また集合住宅全般として、流動世帯が多く、近所付き合いがほとんどないため、不審者やよそ者に対する警戒心が薄い傾向があります。
■事務所
泥棒に好かれやすい事務所は、誰でも出入りができるテナントビルに入居している事務所です。
警戒されずにビルの中に入り、空き巣や強盗のチャンスをうかがうことができます。
また受付や守衛がいないビルも、泥棒が活躍しやすい場所になります。
さらに休日に無人化するオフィス街などのエリアにある事務所は、人の目を気にせず泥棒が活躍できる格好の舞台になるかもしれません。
■店舗
深夜営業や24時間営業の店は、人気の少なくなる深夜帯に、強盗に狙われやすい傾向があります。
夜間、無人だと明らかにわかるような店舗は、空き巣被害に遭いやすくなります。
住宅が近くにないような場所にポツンとある店舗は、夜間に音を立てても周囲の住人に気付かれる心配がないため、泥棒が好んで空き巣をするターゲットになりやすいです。
またアルバイトやパートの出入りが頻繁にあり、アルバイトが辞めても鍵を交換しない防犯意識が低い店舗は、泥棒に狙われやすいと言えるでしょう。
泥棒があきらめる防犯対策
■侵入時間
泥棒が犯行に及ぶのをあきらめる家の特徴として、侵入時間がかかる家があります。
それでは侵入時間がかかる家とは、具体的にどのような家でしょうか。
まず泥棒が犯行時間をあきらめる具体的な時間として「10分以上」という数字があります。
空き巣などの犯行に及んだ場合でも、10分が経過した時点で犯行をあきらめて、泥棒はその場を立ち去ります。
逆に言えば、家の中に侵入するのに10分以上かかるような防犯対策を取れば、泥棒から狙われにくくなるということです。
そのための防犯対策として、「施錠を忘れない」とい基本的な手段があります。
どのような鍵でも、開錠するのにはそれなりに時間がかかります。
玄関だけでなく、ベランダや窓などに鍵をすべてかけておけば、それだけ侵入時間が長くなり、泥棒は敬遠するようになります。
また簡単にピッキングできない防犯対策を施した鍵を使用することも、防犯対策になります。
一般的な鍵よりも解錠に時間がかかるため、泥棒に狙われにくくなるためです。
さらにバルコニーや窓から侵入しやすい足場がある場合は、それを撤去するようにしましょう。
足場を減らすだけで、泥棒が侵入するのが困難になり、侵入時間がかかります。
簡単に侵入できず、時間がかかると判断されれれば、泥棒から敬遠されやすくなります。

泥棒が好む家は、ピッキングしやすい鍵が玄関についている家や、窓にクレセント錠があるだけで、鍵がついていない家です。
これを逆手にとり、ピッキングや窓破りがしにくい鍵を設置することで、泥棒があきらめる家にすることができます。
さらに「2重ロック」の家は、防犯性が高く、泥棒が侵入をあきらめたくなる家になります。
2重ロックは、玄関や窓などに鍵が二つ設置されていることを指します。
鍵が二つあれば、一つの場合よりも単純に倍以上、開錠に時間がかかることになります。
先述したように侵入に10分以上かかる家を泥棒は避ける傾向があります。
2重ロックを10分以内に破るのは難しいと考える泥棒は、その家への侵入を避けることになります。
また、周囲にピッキングしやすい家や、窓にクレセント錠しかかかっていない家があるのに、わざわざ2重ロックの家に侵入したいと思う泥棒は稀です。
2重ロックをするだけで「侵入をするのが面倒な家だ」という認識を泥棒に与えることができるため、空き巣などのターゲットから外されやすい傾向があります。
2重ロックにするためには「補助錠」を設置するのが手軽で簡単です。
また室内からしかあかない「かんぬき」を付けるだけでもかなりの効果が期待できます。

■死角がない
泥棒が侵入をあきらめる家の特徴として「死角がない」家があります。
高い塀や茂った植木などに隠れて、通りから見られずに侵入ができる家が、泥棒から見ると理想的な家になります。
また夜間に街灯がついておらず、闇に紛れて家の中に侵入できる家も、死角だらけの泥棒に好まれる家ということになります。
逆に周囲から見通しが良く、夜になると明かりが点灯するような家は、死角がない家とみなされて、泥棒から避けられます。
泥棒があきらめるような家にしたい場合は、家の周りをぐるりと回り、死角がないか確かめてみましょう。
死角が見つかった場合は、死角がなくなるよう工夫をします。
例えば高い塀を低くしたり、生い茂った植木を見通しがきくようにカットします。
街灯がついておらず、暗いエリアの場合は、自宅周辺が明るくなるようなライトを設置します。
誰からも見られないような場所がある場合は、防犯カメラを設置すると死角を消すことができるでしょう。
また防犯意識が高い家だとアピールするために、防犯ステッカーを貼っておくと、「死角のなさそうな家だ」という印象を泥棒に与えることができるはずです。

泥棒・空き巣の被害にあう前に!対策具体例

泥棒の被害を防ぐ方法として、ピッキングしやすい古い鍵から、簡単に開錠できないハイセキュリティな鍵に換える方法があります。
ピッキング対策を施した鍵、破壊しにくいタイプの鍵や、カム送りやサムターン回し対策が施してある鍵に換えるだけで、泥棒が侵入しにくい防犯性の高い家になります。
ハイセキュリティな鍵は、泥棒の技術によっては、開けることができません。
また開けられたとしても開錠するのにかなりの時間がかかります。
他に開けやすい古い鍵を使った家が近くにある場合、あえてハイセキュリティな鍵が付いている家を狙おうとはしないでしょう。
■補助錠への取り付け
補助錠を取り付ける方法も、泥棒を遠ざける効果的な対策になります。
一つの扉に鍵が二つ以上付いている場合、単純に2倍以上、開錠のための時間がかかります。
侵入時間がかかることを泥棒が嫌がることは、すでに述べたとおりです。
またベランダなどの窓から侵入しようとする泥棒の被害を防ぐために、「窓用補助錠」を付ける方法もあります。
すでに窓には鍵が付いていると思っている人もいると思いますが、その鍵は実はクレセント錠で、厳密に言えば鍵ではないかもしれません。
クレセント錠は室内の気密性を高めるための設備で、外部からの侵入を防ぐためのものではないためです。
窓用補助錠を取り付ければ、クレセント錠だけの場合に比べて、かなりの防犯性が期待できます。
特に一戸建ての家や、マンションやアパートの一階に住んでいる人は、泥棒に窓ガラスを狙われやすいため、補助錠の設置を考えてみましょう。
■窓ガラスへの防犯フィルム
窓ガラスに補助錠を付けても、ガラスを割られて侵入されるリスクがあります。
そこで窓ガラスを割られないような対策が必要になります。
ガラスを割るリスクを避ける方法として、窓ガラスに「防犯フィルム」を貼る方法があります。
透明な防犯フィルムをガラスに貼るだけで、衝撃を加えてもなかなか破ることができない、防犯性の高い窓ガラスになります。
防犯フィルムの透明度は高く、外観を妨げる心配もないため安心して貼ることができます。
■合鍵の置き場
合鍵の置き場にも注意を払いましょう。
いくらハイセキュリティな鍵を設置しても、泥棒に合鍵を使用されたら意味がないためです。
玄関のドアの前の植木鉢の下に合鍵を入れていたり、郵便ポストの中に合鍵を入れているなど、家の外に合鍵を置いている人は今すぐやめましょう。
合鍵は部屋の中の金庫の中など、簡単に持ち出せない場所に置きましょう。
■砂利
防犯用の「砂利」があることを知っているでしょうか。
泥棒の侵入経路になりそうな場所に砂利を敷くことで、歩くと音が鳴るようにできます。
泥棒は誰にも見つからず行動したいと思うため、音が鳴る砂利を嫌がります。
また防犯用の砂利が敷いてあることで、防犯意識が高い家だと認識させることができます。
■センサーライトの設置
家の防犯性を高める対策として「センサーライトの設置」が効果的です。
センサーライトは、センサーの前に誰かが通りかかると明るく光る仕組みのライトを指します。
泥棒が侵入しようとしたとき、センサーライトが光ると、周囲の人から丸見えになってしまいます。
死角を好んで行動する泥棒は、センサーライトが設置されている家を避ける傾向があります。
玄関周辺にセンサーライトを設置するだけでなく、ベランダや物置周辺など、死角になりそうな場所にも設置するようにすると、さらに防犯性が高くなるでしょう。
鍵に対するご相談は「カギ本舗」にご連絡ください
この記事を読むことで、泥棒が好む家、嫌いな家の傾向がつかめたと思います。
これを機会に、みなさまの家を泥棒が嫌いな家にするための、防犯対策をしてみましょう。
旧式な鍵をハイセキュリティな鍵への交換する時、またガラス戸に補助錠の取り付けを検討される場合は、ぜひ実績豊富なカギ本舗にご連絡していただきたいと思います。
鍵にまつわるすべての問題を、カギ本舗に解決させてください。
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