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【電子錠】玄関の鍵に工事せずに後付け可能 自分の家に合った電子錠の選び方
投稿日 2022.01.19
更新日 2022.01.19
【電子錠】玄関の鍵に工事せずに後付け可能 自分の家に合った電子錠の選び方
【目次】

    鍵を持ち歩かなくていい、自動施錠できるなど、便利な電子錠を自宅にも取り付けたい方が増えています。電子錠は既存の扉にも後付けすることが可能ですが、取り付けにあたっては確認や検討しないといけないことがいくつかあります。今回は自宅のドアに後付けで電子錠を取り付ける場合に気をつけることをご紹介します。鍵を交換しなくても既存の鍵を電子錠にカスタマイズすることもできるので、既存の鍵の不便さにお困りの方は当記事をぜひ参考にしてください。

     

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    電子錠・電気錠とは?付属する機能とデメリット

    電子錠・電気錠とはそもそもどのような製品でどんな機能があるのでしょうか。メリットだけでなくデメリットもあります。

     

    電子錠・電気錠とは

    電子錠・電気錠

    電子錠・電気錠は、施錠・解錠するにあたり鍵穴に鍵を差し込むのではなく電気信号によって施錠・解錠する錠のことです。電子錠・電気錠には様々なタイプがありますが、オフィス等でよく見かける指紋認証やカードキーは見慣れている方も多いのではないでしょうか。最近住居用によく見かけるのはスマホがキー代わりになり、あらかじめ鍵として登録されたスマホを持って近づくと施錠・解錠できるスマートロックというものです。

    ちなみに電子錠は鍵自体が電池式等で作動するため、取り付けが簡単です。逆に電気錠は住宅の壁の中などに配線を通して通電するタイプなので大掛かりな工事が必要です。そのため、住宅では電子錠、オフィスでは電気錠という住み分けがされている事が多いです。

     

    電子錠・電気錠で良く欲しいと言われる機能

    電子錠・電気錠を導入したい人は2つの機能を求めていることが多いです。

    まず1つはオートロック(自動施錠)機能です。いちいち鍵を出し入れして鍵穴に差し込まなくても近くを通っただけや軽くカードをかざすだけで反応して自動施錠・解錠してくれるのは便利です。外出時にバッグから鍵を探したり、寒い中鍵を鍵穴に差し込む手間がなくなります。防犯上の観点からも施錠忘れがなくなるため、空き巣被害の防止が可能です。

    2つ目は鍵の管理機能です。万が一カードキーやリモコンを落とした場合も、管理者は電子錠を操作することで簡単に紛失した鍵を無効化できます。よく鍵を紛失するお子様や高齢者がいる家庭では安心です。これまでのように鍵を紛失しても鍵本体を交換する必要はありません。

     

    電子錠・電気錠の機能とメリット

    電子錠・電気錠のメリットは物理的な鍵に縛られないために管理方法が簡単であるということ、セキュリティ面や利便性が高いという点が挙げられます。

     

    ①鍵の管理が簡単

    • カードキー・リモコンキー

    紛失した場合も該当のキーの使用権限を抹消すれば使えなくなります。拾った人間が悪用する心配がありません。一般住宅でも手軽に導入できます。

    • 指紋認証

    利用人数が多い法人に向いています。事前に指紋を登録するだけなので、鍵の紛失の心配がありません。退職時には指紋データを削除すれば退職日以降入室ができなくなります。

    • スマートフォンが鍵になるタイプ

    事前にスマートフォンを鍵として登録しておけば誰でもドアの解錠・施錠ができます。非常にたくさんの人に権限を与えられますし、「今日のこの時間だけ」という権限付与もできたりします。

     

    このように複数人での鍵の管理が簡単なのが、電子錠・電気錠の大きなメリットです。

     

    ②オートロック(自動施錠)

    空き巣犯の最も多い侵入手口が無施錠の入り口から侵入することになります。そのため、オートロックで無施錠をなくすことは防犯上非常に大事になります。また、オートロックによりドアの出入りが非常にスムーズになります。寒い冬に早く室内に入りたいのに、鍵が見つからなくて入れない。やっと見つかった鍵だけど手がかじかんでうまく鍵穴に刺さらないということがなくなります。

     

    電子錠、電気錠にすることのデメリットとその対処方法

    電子錠・電気錠のデメリットは物理鍵でないが故に、トラブルが発生した時に部屋に入れない可能性が出ます。また、設置費用も高いです。対処方法としては導入前によく確認をするということになります。

    締め出される可能性がある

    電子錠や電気錠は電力で施錠・解錠を行うため、電気関係にトラブルがあると締め出されてしまう可能性があります。多いのが電池切れや落雷による停電など。カードキー側の磁気不良により読み取りできないということもあります。このようなトラブルの際に非常用の鍵穴あるかなど、対策が用意されているかを導入前に確認することも大切です。

    設置費用が高い

    電子錠や電気錠は従来の物理鍵より高額になります。鍵自体に加えて設置費用がかかることが多いため、鍵代だけで済むと思っていたのに予想より高い費用になり導入を諦めるという方も少なくありません。市販の電子錠をそのままセットできれば設置費用はかかりませんが、鍵やドアの形状によっては工事が必要な場合があります。こちらも導入前によく確認しましょう。

     

    電子錠は後付けできる?

    電子錠は電池式で作動するため、大掛かりな工事なしでドアに後付け可能です。一方、電気錠は住宅の電気系統から通電させないといけないため後付けには向いていません。

     

    電子錠が後付けできるとはいっても、既存の鍵タイプやドアの形状によっては合わないものがあるのでよく仕様を確認しましょう。また、設置工事が必要なパターンとしてドアに穴を開けるタイプの電子錠があります。こちらは幅広い鍵タイプやドアの形状に対応できることが多いですが、賃貸の場合はドアに穴を開けるのはNGです。退去する際に弁償になってしまいます。ドアに穴を開けずに取り付けられるタイプの中から、自宅に取り付け可能なものを慎重に選びましょう。

     

    建物ごとに違う!最適な電子錠の選び方

    様々な種類の電子錠がありますが、建物のタイプや目的によってもどの製品を選んだらいいか変わります。購入前に次の内容をしっかりチェックしましょう。

    最適な電子錠の選び方

     

    欲しい機能があるか

    一言に電子錠といっても機能が異なるので「買った後に自分が望む機能がなかった」とならないようにしっかり確認することが必要です。

    例えば「施錠漏れをなくす目的だったのに、自動施錠がついていない電子錠だった」。いちいち鍵を取り出さずに玄関を出入りするだけで自動で施錠解錠できると思っていたら、リモコンで自分で操作しないといけないタイプを買ってしまうことがあります。これだとリモコンで鍵をかけるという作業が必要なので、施錠漏れは防げません。

    仕様の問題もあります。「自動施錠はしてくれるが、リモコンを使って解錠した場合のみ。手で内鍵を開けた場合は自動施錠はしない」というケースも。これだと同居人がリモコンを使わない人だと自動施錠が機能しません。

    電子錠の使用をよく確認してから購入することが大事ですし、場合によっては鍵の使用ルールを利用者間で決めておく必要も出てくるはずです。

     

    自分の家のドアに適合するか

    電子錠の設置で一番大きな関門が「そもそも取り付けられるかどうか」です。もちろん、工事をすれば大抵は取り付けられますが、賃貸の場合は制限が多いため電子錠の取り付けタイプにも気を遣う必要があります。電子錠にはどのような取り付けタイプがあるのでしょうか。

     

    タイプ1 ドアに穴を開けて取付ける電子錠

    ドアに穴を開けて取付ける電子錠

    まず、電子錠としての汎用性が高いのはドアに穴を開けて取付けるタイプです。寸法さえ合えばどんなドアにでも後付け可能なので、戸建ての持ち家の方はこのタイプを選ぶ方が多いかもしれません。

    デメリットとしては、自力でドアに穴を開けて設置をするのは難しいため、業者を頼む必要があり設置費用が発生する点。電子鍵を購入した後に業者に確認するのではなく、あらかじめ業者に鍵代金を含めた見積もりを依頼したほうがいいでしょう。

     

    タイプ2 サムターンを交換する電子錠

    サムターンを交換する電子錠

    ドア側のサムターンを電子錠に交換するタイプもあります。このタイプのメリットは自宅のドアに適合していさえすれば、電子錠の部品代だけで自分で交換も可能なこと。もし業者を頼む場合でもドア自体に穴を開ける等の施工がないため、比較的安く済みます。さらに後から取り外しが可能で傷をつけずに元の状態に戻すことができるので、賃貸物件にはおすすめです。

     

    タイプ3 両面テープで貼りつける電子錠

    両面テープで貼りつける電子錠

    一番取り付けが簡単なのが両面テープで貼り付けるタイプです。寸法さえあっていれば取り付けられるので、電子錠のお試しにも向いています。ただし、使用しているうちに粘着が弱まり、自然に落ちてしまうというリスクがあります。もし外出中に電子錠が落下したら家の中に入れません。定期的にしっかりついているか確認したり、そもそも貼り付ける場所の素材が適しているかも重要です。これも賃貸物件に向いています。

     

    取付方法別の比較表

    取付方法 設置しやすさ トラブル発生率 費用 総括 おすすめ度
    ドアに穴を開けて取付ける電子錠 × 穴を開けるタイプは取り付けスペースさえ確保できれば殆ど取り付けできるので、取り付け条件が一番緩いです。穴を開けるので素人では難しいので、業者に依頼する事になるのですが、加工費用など追加でかかるため、他の物より費用が大きくなる事が多いです。
    サムターンを交換する電子錠 サムターンなどの部品を交換するタイプは、既存の錠前に完全に適合している必要があります。もし業者に依頼する場合は、穴を開けないので鍵交換と同じぐらいの作業費と部品代で交換できるので、穴を開けて固定するタイプより安く取り付けができます。電子錠を後で取り外した場合でもドアに傷が付かないので、賃貸物件などにオススメです。
    両面テープで貼りつける電子錠 低~中 電子錠にも寿命はあるので、いつか故障する。その際に非常用の解錠方法が無いと、家から締め出される。電子錠自身に非常用の解錠方法があるか、勝手口の鍵を持ち歩くなどで対応できるか。

     

     

    要注意:何かあった時の緊急用の解錠手段があるか

    電子錠は万能ではありません。物理錠でないが故の脆さもあるのが事実です。電子錠の電池切れ、落雷による停電、カードキーの磁気エラー、スマホの電池切れ、両面テープタイプの電子錠の落下など、鍵が開かなくなってしまうトラブルは想定できます。

    念のため締め出された際に家に入るための手段を確認しておくと良いでしょう。よくある緊急用の解錠手段として、電子錠に緊急用で電力を供給する機能だったり、緊急解錠用の鍵穴が用意されている事があります。また、戸建てなどの住宅の場合は、勝手口の鍵を緊急用の鍵として持ち歩くなどの方法もあります。

    電子鍵を導入する段階で締め出された場合のトラブルシューティング方法や連絡先を確認しておくと良いでしょう。

     

    自分で取り付けできるオススメの電子錠とその理由

    自宅に取り付ける電子錠はどのように決めたらいいのでしょうか。どんな電子錠でも取り付けできるわけではないので、対応する商品を適切な方法で取り付けなければいけません。

    まずは家の錠前の種類を確認

    自宅にどの電子錠をつけたらいいのか判断する基準になるのが錠前の種類です。錠ケースにメーカーと錠ケースの型番の刻印がされているので、それに沿って自分の錠前のタイプを調べましょう。一般的な住宅だとMIWA、GOAL、LIXIL、TOSTEMが多いはずです。

     

    錠ケースの刻印の確認方法

    ・ケースロックの場合

    ケースロックの刻印

    ・インテグラル錠の場合

    インテグラル錠の刻印

    ・プッシュプル錠の場合

    プッシュプル錠の刻印

    ・装飾錠(サムラッチ錠)の場合

    装飾錠(サムラッチ錠)の刻印

    ・面付錠の場合

    面付錠の刻印

    刻印ごとの錠前のタイプ

    錠ケースの刻印を確認したら以下の表を元に、錠前のタイプを確認しましょう。下記に記載のない錠前のタイプもありますが、それらの錠前への取り付けは弊社では知見がないため、オススメできる電子錠はありません。

    また、TOSTEMやLIXILの錠前が付いている場合は、中身はMIWA社かGOAL社の錠前の事が多いため、MIWAとGOALの両方で適合する刻印を確認してください。

    メーカー 錠ケースの種類 タイプ
    MIWA
    (TOSTEM、LIXIL)
    13LA、AL、AL-02、AL3M、ALA、DAF、DASP、DH、DV、LAG、LA、LV、FG、FE、LAMA、LASP、PA、PASP、PG、LHMH、PGA、WLA、PPA、WLH LA
    FE、GAA、GAE、GAF、PESP、LE、LE-01、LE-11、LE14、LSP、LZSP、SWLSP、TE、TE-01、TE-02、TE-07、TE-08、TEFE、TESP LSP
    AH、BH、BHSP、DN、DZ、FF、LD、LDL、LDSP、SL87、SLNE、UD BH
    LZ、LZSP LZ
    DAF、LAMA、PA、PASP、PG、PGF PA、PG
    85RA、82RA RA
    75PM PMK
    PA01+TE01、PE01+TE01、PE01+TE14、PE02+GAS、PE02+GAS2、PE02+GAE2、PE02+TAS2、PESP+TE01、PESP+TE02、PESP+TE08、PESP+GAA2、PESP+GAE3、PESP+GAS3、PESP+TESP、PESP+ALY-05、PEFSP+TE08、PEFSP+ALY-05、TESP+LZSP、LE01+TE01、LE02+GAES、LE02+GAE3、LE02+TE02、LE08+TE01、LE11+TE02、LE11+TESP、LE12+TESP、LE14+TE01、LESP+TE08、LESP+TESP、LE-14+GAS3、LE-11+GAS2、LE02+TE05、LEFSP+TE08、TESP+TE02、GAE+TE02、QDA345+LY-1+QDA343、LY-02+QDA345、ME01、QDD-835+(QDC-151)+QDC-19、QDC17+QDC151+QDC19、QDA345+LY-01、GAS3+TE02 LIX(TE-0)
    NDR、NDZ、CP NDR CP NDR-AT、NDR-AT2 NDR
    GOAL
    (TOSTEM、LIXIL)
    TX、TTX、TTXD、TXK、TD、TG、TDD、TGG、SK、GD+GK、GD+GG、GK+EV、QDD-866(TXK) TX、TTX
    ALG、ALX、AS、ASA、ASC、AS・LX、ASMN、CMM、CMR、CMT、EL、EM、EMG2、EMH、EX、EX2、EXM、EXS、EZ3G、EZSMN、GGX、* HD、HDFU、HDH、HDMN、HDNT、HDT、HL、HLT、HLTP、HLV、HNS、HNT、LD、LDB、LDBL、LG、LGA、LGB、LGBL、LGMN、LGT、LHB、LHL、LHT、LMS、LX、LXD、SX、SXBL、SXE、SXMN LX
    AD、GD、GG、GGP、GGX、GK、GKS、TDD AD
    GZ+TDD、PX+GK、PX+TDD、PXG+TDD、PXK+SK、PXK+TDD PX

     

    錠前の種類ごとのオススメの電子錠

    上記で自宅の錠前がどのタイプかわかったら、それに最も適合した電子錠を選んでいきます。下記表にそれぞれの錠前におすすめの電子錠を記載したので参考にしてください。オススメする根拠となる基準は以下5点です。

    ・電源の種類

    自宅用ということで、基本的には電気工事をしなくていい電子錠を選んでいます。電気錠だと大掛かりな配線工事になる可能性が高いです。

    ・自宅の扉に付くか知りたい(カギとの対応表)

    下記表で自宅の錠前が対応している電子錠であれば、基本的には設置可能と考えて大丈夫です。ただし、扉自体が特殊な素材や形状な場合、特に両面テープ貼り付けの場合は張り付かないこともあります。

    ・設定の簡単さ

    使用にあたって、子供でも高齢者でも簡単に設定できるものをピックアップしてあります。

    ・解錠の方法と非常時の対応

    締め出されてしまった、非常時で無理やり開けないといけない場合に、対応できるかどうかも評価ポイントにしました。例えば電子錠の電源が落ちたときは、既存の鍵穴に物理鍵を挿入すれば開くなどがあります。

    ・価格

    現実的に一般家庭でも導入可能な価格帯のものをピックアップしています。

     

    タイプごとのオススメの電子錠

    タイプ オススメの電子錠 電源の種類 自宅の扉に付くか 設定の簡単さ 解錠の方法と非常時の対応 価格
    LA PiACK Ⅱ 単三電池 MIWAのLAタイプに加工なしで設置可能で、購入する際にLAに適合する機種を買う必要があります。自動施錠機能を使いたい場合は開閉センサー付きのものを購入しましょう。PiACK Ⅱの取り付け時に注意すべき点について、本記事の下部でも紹介しています。 【解錠方法】
    テンキー、カードキー、FLキーヘッド【非常時の対応】
    室外から給電可能
    既存の鍵で解錠可能
    LSP PiACK Ⅱ 単三電池 MIWAのLSPタイプに加工なしで設置可能で、購入する際にLSPに適合する機種を買う必要があります。自動施錠機能を使いたい場合は開閉センサー付きのものを購入しましょう。PiACK Ⅱの取り付け時に注意すべき点について、本記事の下部でも紹介しています。 【解錠方法】
    テンキー、カードキー、FLキーヘッド【非常時の対応】
    室外から給電可能
    既存の鍵で解錠可能
    LSP PiACK Ⅱ 単三電池 MIWAのBHタイプに加工なしで設置可能で、購入する際にLAかLSPに適合する機種とBH用アダプターを追加で購入する必要があります。自動施錠機能を使いたい場合は開閉センサー付きのものを購入しましょう。PiACK Ⅱの取り付け時に注意すべき点について、本記事の下部でも紹介しています。 【解錠方法】
    テンキー、カードキー、FLキーヘッド【非常時の対応】
    室外から給電可能
    既存の鍵で解錠可能
    LZ MIWAのLZタイプは主に勝手口に取り付けられる事が多い鍵です。

    オススメの電子錠は特にありませんが、もしどうしても電子錠を取り付けたいなら、QrioLockなどの両面テープで取り付けるスマートロックか、扉に穴を開けて取付ける電子錠を取り付ける事になります。

    PA、PG MIWAのPA、PGタイプはプッシュプル錠で使われる鍵で、レバーの形状によっては電子錠にレバーが接触してしまうため、オススメの電子錠はありません。

    どうしても電子錠を取り付けたい場合は、鍵屋に一度相談するといいでしょう。

    RA MIWAのRAタイプにオススメの電子錠はありません。

    どうしても電子錠を取り付けたい場合は、QrioLockなどのスマートロックを検討しましょう。

    ドアに穴を開けるタイプの電子錠なら取り付け可能ですが、RAは賃貸住宅などに多く採用されているため、賃貸住宅でドアに穴を開けるのはオススメしません。

    PMK MIWAのPMKタイプにオススメの電子錠はありません。

    どうしても電子錠を取り付けたい場合は、QrioLockなどのスマートロックを検討しましょう。

    ドアに穴を開けるタイプの電子錠なら取り付け可能ですが、PMKは賃貸住宅などに多く採用されているため、賃貸住宅でドアに穴を開けるのはオススメしません。

    LIX(TE-0) MIWAのLIXタイプはプッシュプル錠で使われる鍵で、レバーの形状によっては電子錠にレバーが接触してしまうため、オススメの電子錠はありません。

    どうしても電子錠を取り付けたい場合は、鍵屋に一度相談するといいでしょう。

    NDR MIWAのNDRタイプは補助錠として取り付けられる錠前になり、オススメの電子錠はありません。
    TX、TTX LaresIA 単三電池 GOALのTX、TTXタイプに加工なしで設置可能で、購入する際にTXに適合する機種を買う必要があります。自動施錠機能を使いたい場合は開閉センサーを追加で購入しましょう。 【解錠方法】
    テンキー、カードキー【非常時の対応】
    室外から給電可能
    既存の鍵で解錠可能
    LX LaresIA 単三電池 GOALのLXタイプに加工なしで設置可能で、購入する際にLXに適合する機種を買う必要があります。自動施錠機能を使いたい場合は開閉センサーを追加で購入しましょう。 【解錠方法】
    テンキー、カードキー【非常時の対応】
    室外から給電可能
    既存の鍵で解錠可能
    AD GOALのADタイプはサムターンの可動域が広いため、電子錠の取り付けには向きません。

    電子錠を取り付けたい場合は、別の錠前のタイプに変更することを検討する必要があるため、鍵屋に相談するといいでしょう。

    PX GOALのPXタイプにオススメの電子錠はありません。

    どうしても電子錠を取り付けたい場合は、QrioLockなどの両面テープで取り付けるスマートロックか、ドアに加工工事をして取付する電子錠を検討しましょう。

    ドアに加工工事をする場合は一般の方では難易度が高いため、鍵屋に相談するといいでしょう。

     

    電子錠選びの注意点

    表で対応している電子錠でも、鍵穴がレバーと一体になっているタイプは取り付けられない場合があるので注意しましょう。購入前に設置予定の場所に障害物がないか確認が必要です。

    また、引き戸の電子錠に関しては素人が自力で取り付けることは非常に困難です。鍵のメーカー等に関わらず、まず業者に問い合わせをして取り付けの可否と見積もりをもらうようにしましょう。電子錠代だけでなく施工費用もほぼ間違いなく発生します。

     

    PiACK Ⅱ(ピアック2)の購入前に確認すること

    ①取り付けスペースについて

    ドアを閉めた状態で室内側と室外側のドアを見て、下図の水色のスペースに何も障害物がない事を確認してください。

    Piack2取付スペース

     

    ②対応可能扉厚について(扉厚寸法・室内側寸法)

    ドアの厚みを測り、厚みが以下の寸法に収まるなら取付可能です。

    Piack2対応ドア厚

     

    ③対応可能錠前について

    錠ケースの刻印が適合するものなら取付可能です。

     

    Piack2_対応可能錠前

     

    ④対応可能シリンダーについて

    以下の3つの条件を全て満たしているシリンダーはそのまま使用できます。もし条件に当てはまらないシリンダーが付いている場合は、シリンダーを交換することでPiACK Ⅱの取り付けが可能になります。Piack2_対応可能シリンダー

     

    参考:MIWA PiACK Ⅱ smart

     

    後付けは取り付け費用が高い?業者に頼らず工事不要の製品を付けちゃダメなの?

    「業者に電子錠取り付けの見積もりを頼んだら5万円以上した。高いから自分で取り付けられる工事不要の電子錠を選ぼうと思う」という方も多いかもしれません。そもそもなぜ、業者に頼むとこんなに施工費が高いのでしょうか。

    まず、電子錠取り付けのためのドア加工は家のセキュリティに大きく関わる工事です。万が一、何かトラブルが起こった際に鍵の施工が悪かったのが原因となってしまえば、工事担当業者の責任問題になります。そのため業者としてはセキュリティに問題が発生しない確実な施工を行います。つまり、工数がかかったり材料費、技術料などが通常より嵩むと考えれば良いでしょう。

    しかし、結果として、高セキュリティかつ利便性の高い電子錠を実現できると考えれば、決して高いとは言えません。工事不要の両面テープタイプの電子錠をつけたら、剥がれて落ちて締め出されてしまった、自動施錠されると思ってたら施錠されておらずそのまま外出してしまった、取り付けがうまくいかなくてスムーズに開け閉めできない、といった問題が発生する可能性があります。家の安全や安心に大きく関わる鍵だからこそ、確実な施工を業者に頼んだ方が結局安く済むと言えます。

     

    カギ本舗では電子錠の取り付け作業を承っております。電子錠の見積を取ってみたけど何だか不安という方や、電子錠を取り付けたいけど、どうすれば良いか分からないという方は、是非カギ本舗にご相談ください。カギ本舗ではドアの加工対応が出来るのはもちろんですが、その後の運用方法まで踏まえて最適な電子錠のご提案をしています。電子錠に詳しいからこそ、その後の運用などでもアドバイスできますので、電子錠で快適な生活を送りたい方は是非ご相談ください。

     

    【カギ本舗で実際にあった事例】

    筆者は以前お客様からのご依頼で両面テープで付けるタイプの電子錠を取り付けたことがあります。その際、お客様には両面テープだと日数経過で電子錠が少しずつズレてしまい、動作しなくなる事があるなどリスクをお伝えして、きちんと脱脂などを行ってから取り付けしました。その後、取り付けてから1年ほど経ってからお客様から再度ご連絡をいただき、やはり電子錠がズレてしまったという事で取付のご依頼をいただきました。その際はサービスで位置調整を行い、その後のサポートもお約束しました。この時の失敗をカギ本舗内で共有し、両面テープで付けるタイプの電子錠はあまりお勧めせずに、しっかりと取り付け出来て安心して使うことができる電子錠をご提案するようにしております。

     

    カギ本舗の電子錠取り付け実績

    カギ本舗側で対応した電子錠の取り付け実績を記載します。

    実績1

    ・依頼内容:分譲マンションへの電子錠取付のご依頼。鍵の閉め忘れが怖いということで、自動施錠できるものが欲しいという事でした。

    ・作業内容:MIWAのLSPタイプの錠前が付いていたため、MIWAの純正電子錠のPiACK Ⅱを取り付けました。費用を抑えたいという事で、電子錠の取り付けとカードキーの手配をカギ本舗で行い、設定作業はお客様ご自身で対応いただきました。

    ・作業時間:40分

    ・費用:73,700円

     

    実績2

    ・依頼内容:オフィスへの電子錠取付のご依頼。従業員が入社、退社するたびに鍵の管理が煩雑になっていたため、カードキーで鍵の管理をしたいということでした。

    ・作業内容:WEST製の錠前が付いていたため、既存の錠前を全て撤去して、既存の穴を加工して新しくSAMSUNG製の後付け用の電子錠を取り付けました。その後、鍵の登録や消去などの方法を管理者様と一緒に行い、作業内容を覚えるところまで対応しました。

    ・作業時間:100分

    ・費用:121,000円

     

    賃貸物件でも電子錠の後付けはできる?

    賃貸物件でも便利な電子錠を取り付けたいけど、工事ができないとお悩みの方もいるかもしれません。その場合はサムターンを交換するタイプの電子錠か、両面テープで取り付ける電子錠を後付けします。

    サムターンを交換するタイプはそもそも電子錠が適合しているか。両面テープで取り付けるタイプは何度も伝えているようにしっかり貼り付けられるか、剥がれて落ちるリスクはないかをよく確認しましょう。

    もし両面テープでも問題ないと判断できたならば、両面テープのみで取り付けるスマートロックなどの利用を視野に入れられます。数年しか住まない場合には、むしろ手軽で便利です。

     

    【賃貸物件での施工例】

    マンションの玄関にGOALのTXタイプの錠前が付いていたため、TXタイプに適合するLaresIAという電子錠を取り付けました。LaresIAはドアに穴を開けないため、賃貸物件でも安心して取り付け可能です。さらに、既存の鍵穴を残したまま、両面テープとネジの2つの支えでしっかりと取り付けができるため安定感もあります。退去する時にはLaresIAを取り外せば復旧できるため「賃貸物件で電子錠の利便性とセキュリティを実現できた」とお客様に非常に喜ばれました。

     

    電子錠・電気錠の仕組み

    そもそも電子錠・電気錠はどのような仕組みで施錠・解錠しているのでしょうか。どの部分を動かしているかでタイプが分かれます。

    サムターンが電動で動く(電動サムターン)

    サムターンの部分を物理的に動かすことで施錠・解錠するタイプです。従来の鍵では人間がサムターンを指で回しますが、代わりに電子錠が回してくれます。サムターンの部分に取り付けられればいいので、錠前自体を全交換する必要がなく、初期費用も抑えられます。

     

    錠ケースが電動で動く

    大元のかんぬき自体を電気で制御するタイプです。このタイプは配線により錠ケースに電気を引っ張ってくる必要があり、工事が大掛かりになります。電源は壁の中から配線を引いて供給することが多いです。電源が安定しているため、電池切れなどの心配はありませんが、落雷などで使用できなくなる場合があります。電源が強力であるためITセキュリティサービスとの連携もしやすく、オフィスで導入されることも多いです。

     

    電子錠で締め出しされた時の対応方法

    電子錠は万能ではなく、様々な理由で締め出されることがないわけではありません。滅多に起こりませんが、万が一の時のために対処方法を把握しておきましょう。非常用に物理鍵の鍵穴は一応残しておいたほうが良いかもしれません。

     

    電池切れ

    edロックplusやPiACK Ⅱなど、電子錠の種類によっては室外から電気を供給する機能が付いています。自分の家に付いている電子錠の名称を覚えておけば、インターネットなどで検索をして電力を供給する方法を調べましょう。これでも入れない場合は、非常用の鍵穴が付いているタイプなら鍵穴から鍵を開け、それもできない場合は窓の鍵が開いていないか確認して、開いていれば窓から入ります。もしこれらが全て出来ない場合は、鍵屋に依頼をすることになります。

    電子錠が電池切れした時の対処法

     

    暗証番号を忘れた

    指紋や擦れ後からよく押している番号のボタンを見抜き番号の組み合わせを推測しているうちに、暗証番号を思い出すかもしれません。もしどうしても思い出せなければ非常用の鍵穴からドアを開けるか、窓から入るなどで一旦室内に入ってから暗証番号を設定しなおす必要があります。どうしても入れない場合は、鍵屋に依頼して鍵を開けてもらいましょう。

    電子錠の暗証番号を忘れた時の対処法

     

    落雷などにより設定がリセットされた

    スマホなど設定ができる電子錠の場合は、外部からアプリの再設定をすることで入れるかもしれません。アプリの仕様によっては室内にいないと設定できない事もあります。非常用の鍵穴からドアを開けるか、窓から入るなどで一旦室内に入ってから再設定が必要になります。これも難しい場合は鍵屋に依頼するしかありません。

    落雷で設定がリセットされた時の対処法

     

    両面テープが外れて本体が落下

    完全に落下していない状況であれば、何回か施解錠の操作を試すことで開く場合があります。非常用の鍵穴からドアを開けるか、窓から入るか、鍵屋に依頼して鍵を開けてもらいましょう。

    両面テープが外れて本体が落下した時の対処法

     

    スマートロックに締め出された時の対応については、下記の記事に対処方法をまとめています。

    キュリオロック(スマートロック)に締め出された際も安心!3ステップで問題解決!プロが教える対策マニュアル

     

    まとめ

    電子錠、電気錠は非常に便利ですが、設置が大変だったり、トラブルが発生する要因が増えたりします。電子錠の選定をする際に、トラブルの対処法を考慮して購入すれば容易に解決できますが、機能や価格だけで購入をすると思わぬトラブルに遭遇する可能性があります。どういった事に気を付けなければいけないのか、事前に情報収集をした上で導入し、快適な生活の助けにしましょう。

    カギ本舗でご自宅やオフィスの既存の錠前、ドアの形状に合わせた電子錠の取り付け施工が可能です。万が一締め出されてしまった場合も、鍵開けや修理に24時間365日対応いたします。電子錠なら是非「カギ本舗」にご用命ください。

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    藤原

    カギ本舗で作業員、兼作業員の教育を担当をしている藤原です。 皆さんの鍵のトラブルをいち早く、安心して解決できるよう取り組んでいます。

    よくあるご質問

    Q鍵屋さんで配線が必要な電気式の鍵は、配電含めて工事を頼めますか?その場合の費用は?
    カギ本舗では地域によって対応できる場合と出来ない場合があるので、お電話でご相談いただければと思います。費用に関しても、住宅によって取り付けられる製品が違ったり、配線距離によって違うため、現地調査が必要になります。
    Q電子錠への交換を検討しているのですが、電池はどのぐらいの頻度で交換するのですか?
    製品、扉の開閉頻度、他の機器と連動させているかなど、複数の条件により異なります。 電池で動く電子錠には電池残量が減るとアラームを出す機能が搭載されている事が多いため、製品を購入前にどのようにチェックすれば良いのか確認しておくと良いでしょう。
    Q電子錠、電気錠の耐用年数はどの程度ですか?
    使用頻度にもよりますが、日本ロック工業会などが定めた指標によると、電気錠は7年程度が耐用年数の基準となります。この年数は製品の保証期間には関係ありませんので、ご注意ください。 参考:http://www.jlma.org/shiryou/data/gyoumukensyubukai_data/jyou_gaideline.pdf
    Qパナソニックの扉を新築で採用したのですが、後から電子錠に変える事は可能でしょうか?
    電子錠の後付けは可能な事が多いです。パナソニック製だから電子錠に交換できる、できないといった事がありません。
    Q新築で電子錠を付けたが、年配者と同居で使い方を覚えてもらえません。一次的に、シリンダーの鍵に変更する事は可能でしょうか?
    はい、可能な事が多いです。お電話でご相談いただければ、お客様の状況を確認し、交換可能かご案内いたします。

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