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ロッカーの鍵開けガイド!業者だと2万円かかるって本当?

投稿日 2024.07.09
更新日 2024.07.09
ロッカーの鍵開けガイド
【目次】

    一時的に荷物を預けるロッカーですが、鍵を紛失したりなど、トラブルに遭う方が多くいらっしゃいます。ロッカーの鍵開けは業者に依頼することもできますが、自分の力だけでも開けられる場合があります。今回の記事では、ロッカーの鍵が開かなくなってしまった場合の対応方法や鍵開け手順、業者に依頼した時の費用相場などについてご紹介していきます。

    ロッカーの鍵が開けられない!何をするべき?

    ロッカーの鍵が開けられなくなってしまい、パニックになっている人もいると思います。ロッカーの鍵が開かなくなった場合は、ここで紹介する流れで対応していけば解決するので、落ち着いて対応していきましょう。

     

    ロッカーの鍵が開かない時にするべきこと

    ロッカーの鍵を紛失したらまずは鍵を探す

    ロッカーの鍵を紛失した場合は、まず身近なところから鍵を探しましょう。ズボンのポケットや上着の胸ポケットやバッグの中など、一度荷物を全て取り出して探すと良いでしょう。また、ロッカーは施設に設置されている事が多いため、落とし物の窓口や受付に相談をして鍵が見つかったら教えてもらうようお願いしておきましょう。

    ロッカーの管理者に報告する

    鍵を紛失したり鍵穴が故障してしまった場合は、ロッカーを所有している管理者に報告をしましょう。弁償と言われる場合もありますが、報告をせずに後から発覚した方が悪意があると見做され、より責任追及をされます。他人の持ち物である以上、正直に報告をしましょう。また、管理者側では、こういったトラブルが起きた際の対処法を知っているケースが多いため、積極的に助けを求めると良いです。

    自分で開けられるか試す

    ロッカーの鍵は種類によっては自分で開ける事ができます。本記事の「すぐにロッカーを開けたい人のために!自分で開ける方法」で具体的な内容を記載しているので、自分で開けられそうなら対応してみましょう。

    自分で開けられない場合は業者に開けてもらう

    自分で鍵を開けられない場合は、鍵屋などのピッキング技術を持った業者に依頼をして鍵を開けてもらう事になります。最近ではぼったくりをする業者もいるため、事前に料金の説明を受け、信頼できると感じた会社に依頼を出しましょう。

    すぐにロッカーを開けたい人のために!自分で開ける方法

    ロッカーの鍵を紛失してしまったり、鍵が折れてしまって鍵が開かなくなっている方向けに自分で出来る鍵開け方法についてご紹介します。

    ロッカーのシリンダー錠を開ける方法

    ここでは鍵穴(シリンダー錠)が付いているタイプのロッカーを自分で開ける方法についてご紹介します。

    シリンダー錠の開け方

    スペアキーで開ける

    スペアキーが手元にあればそちらで鍵を開けられないか確認してみましょう。スペアキーがない場合は、鍵番号という鍵を管理する番号を元にスペアキーを発注することが可能です。鍵番号は鍵の持ち手や鍵穴の真上に刻印されている数字で、この番号をメーカーに伝えると鍵にどんなカットがされているのかメーカー側で判別できるようになります。鍵は発注してから1週間から1か月ほどで届くことが多いため、お急ぎで開けたい場合は別の方法を検討する必要があります。

    管理者へ相談

    ロッカーの鍵を紛失してしまったり、開かなくなってしまった場合は、ロッカーの管理者に相談するのがオススメです。ロッカーの管理者なら、スペアキーやマスターキーなど、非常用の解錠方法を持っている可能性があるためです。

    ピッキングで開ける

    結論を言ってしまうとピッキングでの鍵開けはオススメしません。ロッカーの鍵はピッキングで開けられる場合が多いですが、ピッキングに使うピックやテンションの所持は「特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律」(いわゆるピッキング防止法)で禁止されているため、身近にあるヘアピンなどでピッキングをすることになり、成功率は低いです。鍵穴の中のタンブラーに傷をつけると修理も効かなくなるため、素人がピッキングで解錠をすると余計な被害に繋がる恐れがあります。

    参考:住まいる防犯110番

    ロッカーのダイヤル錠を開ける方法

    ここではダイヤルを揃えて開けるタイプのロッカーを自分で開ける方法についてご紹介します。

    ダイヤル錠の開け方

    正しい手順でのダイヤル回し

    ダイヤル番号を覚えているのに開けられない場合は、もう一度覚えている番号を揃えて開けてみましょう。よくある失敗例として、ダイヤル番号は正確に覚えていたのに、ダイヤル番号を揃える位置を間違えていたという事があります。ダイヤルの数字を揃える場所は目立つように印が付けてあるので、もう一度正しい場所でダイヤル合わせて確認をしましょう。

    番号を総当たりで開ける

    ダイヤル錠は番号を総当たりで試すことで、開けることが可能です。ロッカーのダイヤルには3桁か4桁の数字を合わせる物が多いですが、3桁のダイヤルで50分(1試行3秒 * 1000通り =3000秒)、4桁のダイヤルで8時間強で開けることができます。ダイヤル番号の総当たりで試す場合は焦ってダイヤルを回しながら開ける動作をしてしまうと金具が引っ掛かってしまい、正しい番号が揃っているのに開かない事があります。落ち着いて一つずつ試すようにしましょう。

    自分で番号を調べる

    難易度が高い作業ですが、ダイヤルの隙間から番号を調べられる場合があります。ダイヤルの隙間から中を覗きながらダイヤルを回転させると、中で棒が回転しており、一部に溝が掘ってあることが分かります。すべてのダイヤルで溝の位置を揃えて、そこからダイヤルを全回転させるとダイヤルを開けることが可能です。例えば、4桁のダイヤルで溝を揃えた際に番号が「1336」となっていた場合は「2447」、「3558」…と全ての番号を1つずつ繰り上げていくと、どこかで開けることができます。ただし、防犯性の高いダイヤルだとダミーの溝が掘ってあったり、隙間が殆どなく中が見えないこともあるため、一部のタイヤルのみ使える方法になります。

    鍵屋に依頼してロッカーを開ける場合

    自分で鍵を開けられない場合は、鍵屋などのピッキング技術を持った業者に依頼をして鍵開けをしてもらうことになります。ここでは鍵屋に依頼した場合の費用相場や依頼の流れについてご紹介します。

    鍵屋でロッカーの鍵開けをしてもらう費用相場

    ロッカーの鍵開けは開ける鍵の種類によって料金が変動します。費用相場をご紹介しますので、依頼の際の参考にしてください。

    作業内容 費用相場
    ギザギザした鍵の解錠 10,000円~20,000円
    ディンプルキーの解錠 20,000円~30,000円
    ダイヤル錠の解錠 15,000円~20,000円
    その他特殊キーの解錠 20,000円~35,000円

    鍵屋にロッカーの鍵開けを依頼する時の流れ

    鍵屋にロッカーの鍵開けを依頼する時の流れは以下のようになります。

    1. 鍵屋に電話をする
    2. 詳細ヒアリングと概算見積を提示してもらう
    3. 現地に作業員が訪問し詳細な費用を提示する
    4. 鍵開け作業をする
    5. お会計

    それぞれについて詳しく紹介していきます。

    鍵屋に電話する

    鍵屋に電話をして依頼内容を伝えます。今回の場合はロッカーの鍵開けをしたい旨と、なぜ開けたいのか状況を伝えます。

    詳細ヒアリングと概算見積を提示してもらう

    鍵の形状や鍵穴の数、不具合が出ているなら不具合の内容などを伝えます。きちんとした会社に電話をすれば、この段階で概算の費用を提示してくれます。もし見てみないと分からないとしか言わない会社だった場合は、高額請求をする会社の可能性があるため注意が必要です。また、鍵開けの場合は身分証の提示が必要になるため、

    現地に作業員が訪問し詳細な費用を提示する

    実際に現地に作業員が来て、鍵の種類や不具合の有無などを確認して作業内容と費用を説明します。作業内容と費用に問題が無いことを確認したらそのまま作業開始の依頼をします。もし問題がある場合はこの段階で依頼をキャンセルすることが可能です。また、この段階で身分証を提示することになりますが、ロッカーの中に身分証が入っている場合は、鍵開け後に身分証を提示することになります。

    鍵開け作業をする

    作業員が作業をします。鍵開けが終わるまで見ておくか、別の場所で待機する場合は作業員に伝えてから離れましょう。

    お会計をする

    鍵開けが終わったら、鍵穴やロッカーに傷が付いていないか確認して、問題なければお会計を行います。

    ロッカーの種類と鍵のタイプ

    ピンシリンダー

    ロッカーのピンシリンダー

    ピンシリンダーは片面だけがギザギザした形状の鍵で、シリンダー内のタンブラーの形状がピンのような形状になっています。ピッキングでの解錠が可能で、比較的開けやすい部類の鍵になります。

    ディスクシリンダー

    ロッカーのディスクシリンダー

    ディスクシリンダーは両面もしくは片面がギザギザした形状の鍵で、シリンダー内のタンブラーの形状がディスク型の板のような形状になっています。ピッキングでの解錠が可能で、比較的開けやすい部類の鍵になります。

    ディンプルキー

    ロッカーのディンプルシリンダー

    ディンプルキーは表面に丸い窪みがいくつか開いている鍵になります。シリンダー内のタンブラーの形状はピンのような形状で、色んな角度からピンが出ている事が多いです。ピッキングでの解錠が困難な鍵になります。

    ダイヤル錠

    ロッカーのダイヤル錠

    ロッカーのダイヤル錠はダイヤル番号の位置を合わせることで開けることが出来る鍵です。ロッカーの場合はダイヤル番号は自分で設定できる物が多いです。鍵を紛失する恐れがない一方、番号を忘れてしまったり、間違った番号を設定してしまい開かなくなってしまう場合があります。

    テンキー

    ロッカーのテンキー

    テンキーはボタンで開けるタイプの鍵です。ピッキングでの解錠が困難で、利用者が番号を決められる事が多く、番号は決まっていないことが多いです。電子式のテンキーの場合は、不具合が発生した時のために非常解錠用の鍵穴が付いていることが多く、そちらがピッキングで開けられる場合があります。

    鍵の不具合が起きた場合の対処法

    ここでは鍵の不具合が起きた場合の対処方法についてご紹介します。素人のかたでも対応できる内容を中心にご紹介しているので、該当する内容があった場合はぜひお試しください。

    鍵が回らない、鍵穴にささらない

    鍵が回らなかったり、鍵穴がささらない場合は、シリンダーの摩耗と鍵穴の中に付着した汚れが原因である可能性が高いです。鍵穴の中を掃除機やパーツクリーナーで洗浄し、埃を綺麗に除去した後に鍵専用の潤滑剤を少量塗布することで症状が改善することが多いです。ただし、大量に潤滑剤を塗布してしまうと最初は問題ないですが、時間経過で空気中の埃と潤滑剤が混ざってしまい、不具合が再発するので少量のみ塗布しましょう。

    鍵が抜けない

    鍵が抜けない場合は、鍵の摩耗やシリンダー内部の金属が摩耗している事が原因として考えられます。鍵専用の浸透潤滑剤を隙間から塗布して、鍵を軽く揺らしながら引っ張ることで抜ける場合が多いです。もしこの方法で鍵が抜けた場合は、鍵穴の中に大量の潤滑剤が残ってしまい、埃と混ざると別の不具合が出てしまうためパーツクリーナーなどで埃を除去してから少量の潤滑剤を塗布し直した方が良いです。

    鍵を挿す前と同じ向きに鍵穴が向いていないと鍵が抜けないため、鍵穴が斜めになっている場合は一旦正常位置に戻してから鍵を抜いてみましょう。

    鍵が折れた

    鍵が折れてしまった場合はラジオペンチなどで折れた鍵の先っぽをつまんで抜き取り、スペアキーを使って鍵を開けしめしましょう。ラジオペンチなどでつまめない場合で、ドアが開いている場合はドアからシリンダーを取り外すことができるため、シリンダーを取り外してから潤滑剤を塗布し、シリンダーから鍵が抜ける方向に振ることで、遠心力で鍵が抜ける場合があります。この場合も鍵穴の向きが、鍵を挿す前と同じ向きになっていないと抜けないため注意しましょう。

    まとめ

    ロッカーの鍵開けについてご紹介しました。合鍵を発注して開ける方法や、自分でダイヤル番号を調べて開ける方法などをご紹介しましたが、こういった手段で開けることができれば費用を大幅に抑えることができます。また、ロッカーの種類によっては自分で開けるのが難しい場合もあります。そういった時はカギ本舗にご相談いただければ鍵開け対応をさせていただきます。電話で費用のご説明などもしていますので、もしご不明点がある場合はぜひご相談ください。

    カギ本舗への電話相談はこちらの画像をクリック 

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    藤原 正徳

    カギ本舗で作業員、兼作業員の教育を担当をしている藤原です。 皆さんの鍵のトラブルをいち早く、安心して解決できるよう取り組んでいます。日本ロックセキュリティ協同組合が検定をしている錠施工技師の3級認定技術資格者。

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