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【ダイヤル式ポストの開け方】自分で番号を調べて開ける方法をご紹介
投稿日 2021.12.12
更新日 2021.12.12
【目次】

    「ダイヤル式のポストが開かなくて困った!」そんな人も多いのでは無いでしょうか?殆どの場合は中の荷物を取り出してあげれば開ける事ができますが、中にはそうでない場合もあります。今回の記事ではダイヤル式ポストの開け方をご紹介します。番号が分からなくて開けられない場合と、番号が分かるのに開けられない場合の両方を説明していますので、この記事を読んでいただければ無事ご自宅のポストを開けられるようになるでしょう。

    ダイヤル以外の鍵の開け方についても紹介している記事がありますので、気になる方はそちらもご確認ください。

    【鍵の開け方】鍵別に自分で開ける方法といざという時の対応方法を説明

    【解錠と開錠の違いとは】知らないと損する開け方や費用の違い

     

    2桁?3桁?正しいダイヤル式ポストの開け方・仕組み

    ダイヤル式ポストの仕組み

    住宅についているようなダイヤル式ポストですと、殆ど場合が2桁の番号で管理されています。この2桁の番号をそれぞれ親番号と子番号と言います。親番号は2回合わせる番号で、子番号は1回合わせる番号となります。例えば親番号が「6」で、子番号が「2」のダイヤルの場合、

    ・右に「6」を2回合わせた後に左に「2」を1回合わせる

    ・左に「6」を2回合わせた後に右に「2」を1回合わせる

    という風にダイヤルを回すと、どちらかのパターンで鍵が開きます。

    郵便ポスト用ダイヤル錠の親番号と子番号について

     

    自分の家のダイヤルは2桁?3桁?

    殆どのダイヤル式ポストは2桁の番号で管理されています。ダイヤルを回す回数が3回なので「自分の家は3桁のダイヤルだ!」と勘違いしている人がいますが、親番号を2回、子番号を1回合わせているので、実際は2桁のダイヤルということになります。

    3桁のダイヤルの場合はどういう回し方になるかというと、右に親番号を3回、左に子番号を2回、右に孫番号を1回というようにダイヤルを合わせていく事になります。こういった3桁の番号で管理されているダイヤルは金庫などで採用されている場合がありますが、家庭用のポストなどでは、使われることが殆どありません。

     

    自分で出来るダイヤル式ポストの暗証番号が分からない時の調べ方・開け方のコツ

    ダイヤル式のポストが開けられない場合、理由は多々ありますが、最も多いのが番号が分からず開けられないパターンです。こういった場合でも、自分でポストのダイヤル番号を調べることができます。

    方法1 メーカーに問い合わせる

    ポストの製造番号と身分証を提出することで、メーカーに番号を教えてもらえる場合があります。製造番号などはポスト側面やポスト内部にシールで貼られていることが多いです。ポスト内部に貼られている場合は、投入口から覗きこむ事で見れる場合が多いです。

     

    方法2 賃貸物件などの場合は管理会社に問い合わせる

    賃貸物件などの場合は、入居する際に管理会社側で入居者に番号を知らせるため、ダイヤル番号を管理している場合があります。そのため、管理会社に問い合わせれば、身分証の確認は必要ですが、番号を教えてもらえる事があります。

     

    方法3 自分で番号を調べる

    方法1、方法2が使えない場合は、自分で番号を調べることになります。本記事上部でもご説明した通り、殆どのポスト用のダイヤル錠は親番号と子番号の2桁の番号で管理されています。このため、番号を総当たりで試しても、そこまで時間をかけずに開ける事ができます。

    例えば、0~9まで回せるダイヤル錠の場合、親番号0~9、子番号0~9、回す方向のパターンが右2回左1回のパターンと左2回右1回のパターンを試すので、合計200通り試せば、全ての組み合わせを試すことができます。

     

    ダイヤルの番号を総当たりで開けるときのコツ

    ダイヤル番号を総当たりで試す場合でも、ちょっとしたコツを知ることで効率的に総当たりを試せるようになります。200通りのパターンを試すなら、10分で全て試せますので是非参考にしてください。

    暗証番号不明でも10分でダイヤルを開けるコツ

     

    ダイヤル式ポストが故障?番号が分かるのに開かない時の原因と開け方

    ダイヤル式ポストの番号が分かるのに開かない、というトラブルが発生する場合もあります。そのような時に試せる事をいくつかご紹介しますので、こういった症状になっている場合は試してみましょう。

    回転方向が逆

    以外に多いのが、暗証番号が合っているのに回す方向が逆のパターンです。回す方向が合っていないとダイヤル式の鍵は開きません。例えば右に2回「8」を合わせ、左に1回「3」を合わせると覚えていた場合は、左に2回「8」を合わせ右に1回「3」を合わせてみましょう。

     

    中の荷物が障害物になっている

    ポストの中の荷物が大量に詰まっていると発生しやすいのですが、荷物がダイヤル錠と接触してしまい、ダイヤルを揃えても鍵が開かなくなってしまう場合があります。中に荷物などが入っている場合は、取り出し口から手を入れて荷物を掻き出してから再度ダイヤルを揃えてみましょう。

     

    ダイヤルが壊れている

    ダイヤルが故障してしまっている場合は、正しい暗証番号を揃えても開ける事はできません。中のダイヤルがずれてしまっている可能性もあるので、番号を総当たりで試して、開く番号がないか確認しましょう。仮に番号がズレてしまっていた場合は、そのまま利用し続けるとまた番号がずれて開かなくなってしまう場合があります。一度壊れてしまったダイヤルは交換しましょう。交換方法は本記事の下部で説明していますので、交換を検討する場合は参考にしていただければと思います。

    これでも開かない場合はダイヤル部分を壊して開ける必要があります。ダイヤルを壊すにはドリルでダイヤル部分を抉る必要があるのですが、間違った場所を壊すとダイヤル錠の交換ではなく、ポスト自体を交換することになり、費用が高額になります。賃貸物件などの場合は管理会社などに相談をして、業者に作業をしてもらうと良いでしょう。戸建ての所有物件などの場合は鍵屋などに依頼をして、壊して開けてもらうようにしましょう。

     

    ダイヤル式ポストは防犯的に安全?

    ダイヤル式ポストの防犯性は決して高くありません。この記事でもご紹介している通り、暗証番号が分からなくても一般人が開ける方法はあります。そのため、貴重品などを保管する場合はポスト以外の防犯性の高い場所で保管するようにしましょう。合鍵などをポストの中に入れて、万が一鍵をなくした時にも自宅に入れるようにしている人がいます。このような方法で管理をすると、ポストだけでなく、家の鍵も泥棒に開けられてしまうため、絶対にやめましょう。

    また、ポストを閉じた後に、少ししかダイヤルを回さない人がいますが、これではダイヤルを少し回しただけで開いてしまいます。ダイヤルの施錠をした際は、必ず2周以上ダイヤルを回すようにしましょう。

     

    引っ越した先の郵便ポストのダイヤルは交換されているか?

    防犯上のトラブルとして多いのが、賃貸住宅へ引っ越しをしてきて、ダイヤルの暗証番号が変わっていない場合です。以前部屋に住んでいた住人に暗証番号を知られてしまっているため、数秒でポストが開けられてしまうといったトラブルがあります。こういったトラブルを防ぐために、賃貸住宅へ引っ越す場合は、ダイヤルの暗証番号が変わっているか管理会社に確認するようにしましょう。

    もし暗証番号が変わっていない場合は、現在付いているダイヤルが番号変更可能な可変式ダイヤルなら番号を変更し、可変式ではないならダイヤル錠の自体を交換すると良いでしょう。その際、管理会社に相談をしておくと、事情によっては費用を負担をしてくれる場合があります。また、暗証番号が変わることを管理会社に報告することにもなるため、管理会社への相談は忘れずにしましょう。

     

    郵便ポストのダイヤル交換は自分でも出来る?

    郵便ポストのダイヤル錠を交換を検討する際に、自分で交換するか、業者に依頼をするか悩む人が多いです。特殊なダイヤルを除き、殆どの郵便ポストのダイヤル錠は自分でも交換できます。ここでは具体的なダイヤル錠の交換手順について説明していきます。

    ①交換用の郵便ポスト用のダイヤル錠を購入する

    交換用のダイヤルを購入しましょう。何を買えば良いか分からない場合は、ポストにはメーカーが書かれている事が多いので、メーカー名と交換用ダイヤルなどでインターネット検索してみると簡単に見つかります。また、メーカーに電話で確認するのも良いでしょう。

     

    ②郵便ポストを開ける

    郵便ポストを開けると、ダイヤル錠の裏側が見えます。

    郵便ポストのドアを開ける

     

    ③ダイヤル錠の根元にあるナットを外す

    ダイヤル錠の根元をよく見るとナットで固定されていることが分かるので、スパナなどでナットを緩めて外しましょう。

     

    ダイヤル錠のナットを取り外す

     

    ④ダイヤル錠本体を取り外す

    ダイヤル錠本体を取り外す

     

    ⑤取り外した時と逆の手順で、交換用のダイヤル錠をドアに取り付ける

    ダイヤル錠を外した時と逆の手順で、新しいダイヤル錠を取り付けます。この時、新しいダイヤル錠が正しい暗証番号で開けられる状態でないと、ダイヤル錠がドアに引っ掛かって取り付けできないので、暗証番号を揃えた状態で新しいダイヤル錠に交換しましょう。

     

    まとめ

    ダイヤル式郵便ポストの開け方と交換方法についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

    暗証番号が分からなくて開けられない場合は、メーカーや物件の管理会社に確認し、それでも分からなければ番号を総当たりで試してみましょう。暗証番号が分かるのに開けられない場合は親番号と子番号を回す方向を逆にしたり、中の荷物を取り出してから再度暗証番号を揃えてみましょう。

    ポストのダイヤル錠は比較的シンプルな物が多く、仕組みさえ知っていれば一般のかたでも開けたり交換したりできます。稀に特殊なダイヤルがついている事もありますので、その場合は下手に手を出さずに業者に相談してしまうと良いでしょう。

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    藤原

    カギ本舗で作業員、兼作業員の教育を担当をしている藤原です。 皆さんの鍵のトラブルをいち早く、安心して解決できるよう取り組んでいます。

    よくあるご質問

    Qダイヤルが3桁か4桁か、桁数も分からない状態なのですが、開ける事はできますか?
    殆どの郵便ポストのダイヤルは親番号と子番号の2つの番号で管理されているだけです。それ以上の桁数のダイヤルは郵便ポストに付いていることは滅多にないので、本記事に記載されている方法をまずは試してみてください。一般的なダイヤルなら、10分で開けられるコツなども記事内で紹介しています。
    Q郵便ポストのダイヤルは自分で交換できますか?
    はい、可能です。ポストのダイヤルはナットで締め付けて固定されているだけなので、ナットを緩めれば自分で交換できます。作業が不安でしたら、カギ本舗へのご依頼も可能です。
    Q番号が3桁あるのですが、どのようにして開けますか?
    暗証番号を揃える順番が「118」のように、先頭2つの番号が同じであれば、本ページ内に記載されている内容を見ていただければご自身で番号を調べて開ける事が可能です。暗証番号が「123」など、先頭2桁が違う番号の場合は、「右に1を3回、左に2を2回、右に3を1回」、もしくは「左に1を3回、右に2を2回、左に3を1回」等の回し方で開く可能性があります。
    Q番号が合っているのにダイヤルが開きません。何か開ける方法はありますか?
    ダイヤル番号を回す方向が逆になっている可能性があるので、逆向きに回してみましょう。また、ポストの中に荷物が大量に入っているとダイヤルが正常に動作しない事もあるので、荷物を投入口からかき出せるようなら、出して再度試しましょう。
    Qどうしても自分でダイヤルを開けることができません。開けてもらえませんか?
    はい、カギ本舗にご依頼いただければ対応いたします。お電話かメールでご依頼ください。

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