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オートロックのマンション・アパート鍵開け・鍵交換/依頼の流れとトラブル回避術
投稿日 2020.08.15
更新日 2020.08.15
【目次】

    鍵の紛失や不具合等の理由で、マンションの鍵開けや鍵の交換を行う際には、深夜等で管理会社への連絡がつかない場合を除いて、鍵屋へ依頼する前にマンションの管理会社や管理団体に相談しましょう。管理会社と鍵屋が専属契約を結んでいたり、鍵の管理に関する規約が存在することがあるためです。下記ではオートロックの鍵について、鍵開け、鍵交換の対応をご説明します。

     

    鍵開け・鍵交換を依頼する前に確認すること

    オートロックのマンションでは、鍵交換や鍵開けを依頼する前に、まずいくつか確認しておくべき事項があります。以下に挙げる事項について、しっかりと確認を行った上で鍵屋に依頼を行いましょう。

    ■共有部分は個人で依頼できない

    大前提として、鍵交換を行う際に、個人で依頼することが可能なのは「自分の部屋」の鍵です。エントランスなどの共用部分はマンションの他の住人も使用するため、鍵を交換する場合他の住人にも影響を及ぼします。個人で共用部分の鍵を交換することができてしまうと、別の住人がマンションに入れなくなるなどの問題が想定されるため、個人からの依頼は鍵屋も受けることがありません。基本的に共用部分の鍵交換は、管理会社や管理団体からの依頼のみ受け付けていることに注意してください。

    共有部分は個人で依頼できない

    ■エントランスに入れるか

    まず、エントランスには入れるかどうかを確認します。鍵がエントランスと自室で別々に存在し、自室の鍵のみをなくしてしまったケースではエントランスの開錠は問題なく自分で行えるため、この部分は問題なくクリアーされるはずです。一方、エントランスの鍵をなくした場合は、鍵を使わずにエントランスに入れるかを試します。自室に同居人がいる場合は同居人に開けてもらうよう連絡しましょう。また、他の住人に開けてもらったり、他の住人と一緒にエントランスに入るという手段もあります。それ以外の方法として、非常口から入る、非常用の開錠手段を利用するなどがあります。オートロックの中には暗証番号を入力するなど、何らかの特殊な操作を行うことで開錠できるものがありますが、これも非常用の開錠手段の一種です。これら全ての手段がとれない場合は、管理会社や管理団体に連絡を取り、指示に従ってください。

    エントランスに入れるか

     

    ■管理会社や管理団体と連絡が取れるか

    エントランスに入れたか否かを問わず、管理会社や管理団体との連絡がつくかどうかを確認しましょう。鍵交換の際には管理会社や管理団体に連絡を入れることが必須となります。自室の鍵開けについては場合によりけりですが、極力連絡を行うことを推奨します。鍵開けを勝手に行った場合に規約違反になる恐れがあることや、そもそも管理会社側も管理下のマンションの正確な状況について把握してもらう必要があるためです。また、管理会社側がマスターキーやスペアキーを持っており、それを利用した開錠が可能な場合もあります。もしも深夜等で連絡がつかない場合は、その日はネットカフェ等に宿泊するなどして、翌日に改めて連絡をとるのも良いかもしれません。

     

    ■エントランスと連動するタイプの鍵か

    エントランスと連動するタイプの鍵か

    エントランスの開錠によって自室も自動的に入れるタイプかどうかも確認しましょう。エントランスのオートロックを解除することで自室の鍵が自動的に開くタイプの鍵の場合は、エントランスのオートロックさえ開けることができれば自室に入ることが可能です。ただし、その場合自室の鍵交換が難しくなる点に注意してください。エントランスと連動しないタイプの場合は、自室の鍵とエントランスの鍵が別々の鍵であるかどうかを確認し、別々の鍵であれば、自室の鍵開けを鍵屋に依頼することが可能です。共通の場合は鍵交換の際に注意が必要です。エントランスに対応した鍵の部品をメーカーに発注するなどの時間がかかるからです。

     

    なお、鍵開けを鍵屋に依頼する場合、鍵屋が共有部分を通過できるかどうかを確認しましょう。非常口から入る、鍵屋と一緒にエントランスに入るなどの手段が取れれば自室の鍵開けを行うことが可能です。また、鍵開けを行う際の費用はメーカーや鍵の種類にもよりますが、最低でも8000円以上かかります。

     

    オートロックがついているマンションの鍵交換の費用と流れ

    オートロックの鍵交換を鍵屋に依頼した場合、おおよそ以下の流れで行われます。

     

    1.現在使用されている鍵のタイプを確認する

    2.シリンダーがエントランスのオートロックに連動しているかどうかを確認する

    3.条件に合致したシリンダーを鍵メーカーに発注する

    4.シリンダーの交換を行う

     

    1番目と4番目の工程では、入居者本人による立ち会いが必要となります。また、2番目の工程で、エントランスに連動している場合としていない場合で、それ以降の細かい工程や費用が変わります。下記にて、それぞれのパターンごとに説明します。

     

    ■エントランスと連動するタイプの鍵を交換する場合

    シリンダー(鍵穴)のみの交換となる場合が多いです。取り付け先のシリンダーはエントランスのオートロックとの連動に対応しているタイプのものが必要です。シリンダーをメーカーに発注して調達するため、期間は概ね2週間から3週間、長くなると4週間程度かかります。費用は1箇所あたり2万円から4万円が相場ですが、鍵のタイプやメーカーによって変わってくる点に注意してください。鍵屋によっては、このシリンダーの調達期間中の暫定的な対応としてオートロックに連動しないタイプの鍵を一時的につけてもらうことが可能です。ただし、その場合は一時的とは言え鍵の交換作業が発生するため、その分の料金がかかる場合もあります。

     

    なお、入居者の過失に起因する鍵交換では、紛失した鍵がオートロックのものであった場合、状況次第では全ての入居者の鍵を交換する必要があり、その分の費用は鍵交換の原因となった入居者が全額負担するため、数十万円以上を負担することになる可能性がある点に注意しましょう。

     

    ■エントランスと連動しないタイプの鍵を交換する場合

     

    エントランスと自室の鍵が独立している場合は、通常の鍵交換とほぼ同様の流れになります。ただし、管理会社側がマンション内部の見た目の統一感を重視して、特定の鍵やシリンダーのタイプを指定する場合があるため、事前に確認をとるようにしましょう。鍵屋に該当する鍵の在庫があれば、期間を置かずに鍵を交換してくれる場合があります。発注する場合でも1週間から2週間程度と、オートロック連動型の鍵よりも早いです。費用はメーカーや鍵のタイプなど、状況によっても変わりますが、概ね1万円から2万円程度が相場です。

     

    なお、自室とエントランスの鍵が別個に存在する場合、エントランスの鍵で自室も開けられるように鍵交換を行う対応も可能です。ただしその場合、管理会社や管理団体に協力を仰いで、エントランスの鍵と同じシリンダーを発注する必要があるため、事前にエントランスと自室の鍵を同じにしたい旨を管理会社に伝え、許可を得た上で鍵交換の依頼を行うようにしましょう。

     

    ちなみに、鍵交換を行う費用の負担は、基本的には入居者が負担することになります。ただし、シリンダーの老朽化であったり、オートロックの故障といった入居者の過失によるものではない事故や、設備の更新等、管理会社側の都合による鍵交換を行う場合は、管理会社側が料金を負担する事もあります。また、賃貸マンションにおいては、入居者側の都合で鍵開けや鍵交換を行う際に、管理会社と契約している鍵屋に依頼した場合、料金は管理会社側が入居者の敷金から引く形で支払われる場合もあります。もしもの時に備えて、契約書等に鍵開けや鍵交換に関する規約や費用の取り決めについての記載があるか事前に確認しておくと良いでしょう。

     

    良くあるトラブルと回避術

    ■鍵交換の費用について

    先述した内容と若干重複しますが、鍵交換を行うに際して鍵の紛失や乱暴に使ったことによる破損など、入居者側に鍵交換を行う原因があった場合、基本的に鍵交換の費用を負担するのは入居者側です。しかし、経年劣化で鍵が故障してしまったり、入居したマンションの鍵がそもそも老朽化で使い物にならなかったりする場合の鍵交換は、契約内容やその時の状況次第で、費用の一部、もしくは全額を管理会社側が負担してくれる場合があります。

     

    また、マンションの契約によっては、入居時に保険に加入することが義務付けられている場合があります。代表的なものとして火災保険や家財保険等が挙げられますが、これらの保険には災害や家財の損壊・盗難などへの補償を行うだけでなく、普段の生活で発生する様々なトラブルを解決するサービスが盛り込まれていることがあり、場合によっては鍵のトラブルにかかる諸費用を保険で賄うことも可能です。火災保険や家財保険の契約を行っている場合、保険の内容に鍵のトラブルに関する条項があるかどうかを確認してみましょう。

     

    他にも、賃貸やマンスリーマンションなどでは、入居者向けに生活のトラブルを解決するサポートサービスが用意されている場合があります。このサポートサービスには、紛失等で鍵交換が必要になった場合にかかる費用の負担などが盛り込まれているものも存在しますので、万が一に備えてサービスの契約をしておくと良いでしょう。保険やサポートサービスを契約している場合、鍵交換等が発生した場合には保険会社や管理会社に状況を伝え、補償を申請してできる限り出費を抑えることができます。

     

    ■やってはいけない事

    やってはいけない事

    オートロックの鍵を無くすなどしてマンションから閉め出された状況になってしまった場合、パニックになってしまうあまりいわゆる「禁じ手」をやってしまう場合があります。例えば、塀や柱を伝ったり、空いている窓を見つけて建物に侵入するなどの方法を考えてしまいますが、これはNGです。目撃した人から不法侵入と間違われて通報される可能性があり、さらに無用なトラブルを引き起こしてしまいます。また、塀や柱から落ちてしまったがために負傷してしまう恐れもあるため、こうした強硬手段は避けましょう。

     

    また、他の入居者にインターホンで助けを求める場合も、深夜帯などの非常識な時間は避けましょう。安眠妨害になってしまいますし、訴えられても文句は言えません。深夜に閉め出されてしまった場合は、まず管理会社に連絡をし、連絡が付かなければ、先述したように近隣のネットカフェ等に宿泊するなどして、翌日の朝や日中に管理会社に連絡したり、近隣住民に開けてもらうなどの対応をとるようにしましょう。

     

    オートロックには、災害時などに備えて非常用開錠ボタンが見えにくい位置に配置されている場合があります。先に説明した非常用の開錠手段のひとつであり、これを押した場合は誰でも開錠することが可能ですが、本来は災害時などに用いられるものです。よって、これを押してしまうと開錠と同時に非常用のベルやブザーが大音量で鳴り響きます。他の入居者や近隣住民の迷惑になりますし、本物の災害と勘違いされてパニックを引き起こしてしまう可能性があるので、鍵をなくした際の開錠手段として利用することはおすすめできません。マンションの鍵をなくして閉め出されるのは、当人にとっては非常事態ですが、だからといって「非常用開錠ボタンを使用するほどではない」ということは覚えておきましょう。他の手段で開錠できる場合はそれに越したことはありません。

     

    オートロックの鍵をなくしたら、まずは冷静に管理会社や管理団体に連絡をすること

    マンションの場合、管理会社や管理団体に連絡を取る事で、鍵の問題をはじめとした多くの悩みが解決することがあります。

    まずは管理会社へ相談することを心がけましょう。

    なお、「カギ本舗」では多くの保険会社と提携しております。

    通常のシリンダータイプの鍵から、カードーキー、指紋認証等様々なタイプの鍵に対応しております。

    是非ご相談ください。

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    藤原

    カギ本舗で作業員、兼作業員の教育を担当をしている藤原です。 皆さんの鍵のトラブルをいち早く、安心して解決できるよう取り組んでいます。

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