鍵屋の豆知識

鍵にまつわるお役立ち記事を掲載しています

ディンプルキーは複製・合鍵できる?費用や時間等について5分で解説
投稿日 2021.07.01
更新日 2021.07.01
ディンプルキーは複製・合鍵できる?費用や時間等について5分で解説
【目次】

    鍵の種類の一つであるディンプルキーですが、防犯性の高く、一般的に複製が難しいといわれています。そんなディンプルキーの合鍵は作製できるのか、どんな方法で複製するのが良いのか、どのぐらいの費用がかかるのかなどをご紹介していきます。

    カギ本舗でもディンプルキーの複製や、ディンプルキーへの交換は承っているので、カギ本舗にすぐにでも依頼したい場合はお電話かメールでご相談ください。

    電話リンクバナー

     

    ディンプルキーは複製できるのか?

    ディンプルキーは複製できるのか?

    結論を言ってしまうと、ディンプルキーの複製はできます。ディンプルキーの複製方法は大きく分けて2つあるので、それらをご紹介していきます。

    ・登録制ディンプルキーの場合

    登録制のディンプルキーの場合、メーカーに合鍵を発注しなければ合鍵を作製することができません。登録制のディンプルキーは、ディンプルキーを設置した際に、メーカーのWebサイトなどに会員登録をするか、製品が入った箱に入っているセキュリティーカードが入っていることがあります。会員情報の提示か、セキュリティーカードと身分証、鍵に刻印されたシリアル番号をメーカーに提示することで合鍵を作製してくれます。

     

    ・登録制ではないディンプルキーの場合

    登録制ではないディンプルキーの場合は、鍵屋で合鍵を複製するか、鍵に刻印されているシリアル番号をもとに、メーカーに合鍵を発注することができます。精密に金属を削ることが求められるため、ホームセンターなどへの依頼は殆どの場合できません。

    鍵屋に合鍵作製を依頼する場合、事前にディンプルキーの複製ができるか確認しましょう。ディンプルキーには精密な削りが要求されることが多く、専用の機材も必要なため、鍵屋でも複製できないと断られるケースがあるためです。

    メーカーに発注する場合は、鍵に刻印されたシリアル番号を提示することで、メーカーが純正の正確に削られた鍵を送ってくれます。純正キーなので回りづらいといった症状は起きません。

     

    そもそもディンプルキーとは?

    ディンプルキーが分からない人のために、鍵の種類についてご紹介します。

    一般的な鍵

    住宅についている一般的な鍵としては、以下のようなギザギザの鍵があります。

    ・ピンシリンダー

    ピンシリンダー

    ピンシリンダーの鍵は、鍵の片側だけに刻みのある鍵で、広く利用されています。鍵の刻みが1方向にしかないのが特徴です。住戸、マンションなどでよく見かける鍵です。

     

    ・ディスクシリンダー

    ディスクシリンダー

    ディスクシリンダーの鍵は、鍵の両側がギザギザになっていることが特徴です。ピッキングで開けることができますが、改良されたロータリーディスクシリンダーなどは、ピッキングが難しいことで有名です。現在新築物件では、ディスクシリンダーは採用されておりませんが、古いタイプの住宅で、まだ目にすることがあります。

     

    ディンプルキー

    ディンプルキー

    鍵の表面にはデコボコとした窪みがあり、鍵先の丸い物が多いです。ピッキングが難しく、防犯性が高い鍵となります。その反面、鍵の溝の構造が立体的なため、合鍵を作製する際に技術力と専門の機材が必要になります。ギザギザの鍵に比べて強度の低い箇所ができにくい構造のため、鍵が折れてしまうトラブルなども少ない等のメリットがあります。

     

    ディンプルキーの合鍵費用や納期は?

    一口にディンプルキーと言っても、ディンプルキーはMIWAやGOALなど、色々なメーカーが発売しているので種類が多くあります。そのためディンプルキーの合鍵を作るときの料金にも幅があり、おおよそ2000円~5000円になることが一般的です。納期はその場で削れるディンプルキーなら15分から30分程度、メーカー発注しないと作れないタイプの場合、受注生産品になるので、2週間から1か月程度かかることが多いです。

     

    ディンプルキーを複製する時の注意点

    複製の難しいディンプルキーですが、注意しなければいけない事がいくつかあります。

    ・純正キーから複製する

    合鍵を作ると人の手が加わるため、元の鍵よりも若干ずれることになるのですが、合鍵から合鍵を作るとそのずれが大きくなり、鍵が回らなくなることがあります。特にディンプルキーの場合は一般的な鍵よりも精度が要求されることが多く、ディンプルキーの複製をする時は純正キーから作成しないと複製が上手くいかない事が殆どです。ずれが大きすぎると最悪の場合、鍵が抜けない等の症状が出てしまうため、必ず純正キーから合鍵を複製するようにしましょう。

    純正キーは鍵の柄を見ることで判別できます。柄の部分に鍵メーカーの刻印があり、英数字の羅列が記載されている場合は、純正キーとなります。逆に合鍵の場合は「GSS」、「TLH」、「G&S」などの刻印があります。

    マスターキーの場合 スペアキーの場合
    ギザギザ鍵_マスターキー ギザギザ鍵_スペアキー

     

     

    ・事前にディンプルキーの合鍵が作れるか確認する

    ディンプルキーの合鍵を作れる業者は実は少ないです。機材の問題だったり、技術力の問題だったり、余計なトラブルのリスクを回避するために対応しなかったりと、理由は様々です。ディンプルキーの合鍵を作製を依頼する場合は、事前に対応できるか電話で確認などしておきましょう。

     

    ・登録制のディンプルキーではないか確認する

    登録制のディンプルキーの場合は、メーカーに事前にユーザー登録をするか、物件の所有者確認をしないと合鍵を作製できないものがあります。登録制の場合は、鍵を取り付けた際に、セキュリティカードや、合鍵を作る際の注意点などが書かれた紙が入っているので、鍵を引き渡されたときに鍵以外のものが無かったか、思い出しておきましょう。

    セキュリティカード

     

    ・必要な本数プラス1本を作る

    合鍵を作製しておくと万が一の時にも安心ですが、必要以上の合鍵を作ってしまうと、誰かに合鍵を持っていかれてしまったり、鍵の管理ができなくなります。家の防犯を考えれば、必要以上の合鍵を作るのはやめておきましょう。理想的な本数は、実際に鍵を使う本数プラス1本にすることです。純正キーを1本だけ家の中で保管しておき、他の鍵を普段使い用にしておけば、純正キーが摩耗することなく、万が一鍵がなくなった場合でも、純正キーから合鍵を増やすことができるからです。

     

    ・賃貸の場合は大家などに事前に確認を取る

    賃貸物件の場合は、物件の持ち主が別にいるため、勝手に合鍵を作るとトラブルになる事があります。事前に大家や管理会社に合鍵を作っていいか確認しましょう。やむを得ない事情がある場合は、断られずらいので、なぜ必要かと、何本鍵が必要か決めてから相談すると良いでしょう。

     

    スペアキーは何本作るべき?

    スペアキーを作るときに何本まで作るべきか悩むことも多いと思います。そんな場合は、最低限必要な本数プラス1本が予備となるように作りましょう。純正キーを一本使わずに家で保管しておくことで、万が一鍵がなくなってしまった場合も、純正キーから合鍵を作ることができます。間違ってスペアキーを家に保管してても、そこから鍵を複製するのは非常に困難なので、間違えないようにしましょう。特にディンプルキーなどの精度が要求される鍵では、純正キーを綺麗に保存しておくことが重要となります。

     

    防犯性を考えるならディンプルキーが良い

    複製が難しいディンプルキーですが、内部のピンが立体的で複雑な構造のため、ピッキングは難しく、防犯性は非常に高いです。鍵屋でもディンプルキーの解錠を依頼されることがあるのですが、よほど簡単なディンプルキーでない限りピッキングはできません。現在家についている鍵がギザギザの形をした鍵になっている場合は、是非ディンプルキーへの鍵交換もご検討ください。

     

    スマートロックを使う選択肢もあり

    スマートロック

    ディンプルキーを複製する以外にも、スマートロックで鍵を開け閉めする方法もあります。スマートロックはスマホなどで鍵を開け閉めできる機械で、色々な鍵に後付けできます。取り付け方法も両面テープで取り付けるだけのものが多く、比較的簡単に取り付けできます。スマホのアプリなどで鍵の開け閉めを管理できるため、ディンプルキーを複製しなくてもアプリ上で合鍵の発行などができ、非常に便利な製品のため、ディンプルキーの複製を検討している人は合わせて検討してみると良いでしょう。

     

    まとめ

    ディンプルキーについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。ディンプルキーは複製が難しいことが分かっていただけたと思います。かといって鍵が足りなければ鍵を複製せざるをえないので、きちんとディンプルキーの特性や注意点を気にしつつ鍵を複製しましょう。

    ギザギザの鍵に比べてディンプルキーの防犯性は非常に高いです。必要な鍵の本数さえ揃えば防犯性が高く、鍵の強度も高いため多くのメリットがあります。ディンプルキーを上手く活用して、家の防犯性を高く保つようにしましょう。

    Sending
    User Review
    0 (0 votes)
    The following two tabs change content below.
    Avatar

    藤原

    カギ本舗で作業員、兼作業員の教育を担当をしている藤原です。 皆さんの鍵のトラブルをいち早く、安心して解決できるよう取り組んでいます。

    よくあるご質問

    Qカギ本舗でディンプルキーの複製はできますか?
    はい、店舗がある地域でしたら、店舗にお越しいただければ対応可能です。出張所では対応出来かねますのでご注意ください。 店舗がない地域の場合は、メーカー発注による発送にも対応しております。 インターネットでご注文いただく場合は、次のページでご注文を承っております。 https://keyhonpho.org/column/06/
    Qディンプルキーのスペアキーを作るときの相場はいくらですか?
    種類によって大きく変わります。2000円~5000円程度になることが多いですが、海外製のものですと更に値段が高くなることがあります。
    Qディンプルキーを全て失くしてしまいました。鍵穴から鍵を作製することはできますか?
    いいえ、できません。鍵の柄の部分にシリアル番号が記載してありますので、そちらの番号が分かればメーカー発注で作成してもらう事ができます。 写真などが残っていないか確認しましょう。シリアル番号が分からない場合は鍵を交換することになります。
    Qセキュリティカードを失くしてしまいました。もう合鍵は作ることができないのでしょうか?
    基本的には出来ないと思われます。ただし、お客様がセキュリティカードだと思っていたものが、別のものだったこともあるため、一度メーカーに相談してみることをお勧めします。
    Q鍵から鍵穴を作ることはできますか?
    鍵に刻印されているシリアル番号を元にメーカー発注で対応できることが多いです。 海外メーカーの鍵などは対応できない場合もあるので、一度お電話でご相談ください。

    記事が参考になりましたら、シェアしていただけると嬉しいです!