プリウスのスマートキーをすぐに作りたい!作業の流れや費用について
【目次】
今回の記事では、プリウスのスマートキーを紛失してしまった向けに鍵を作成する方法や費用についてご紹介します。すぐに作成する方法などもご紹介するので、緊急でスマートキーを作成したいという場合でも正しい判断が下せるようになります。
また、プリウスのスマートキーを全て紛失してしまい、すぐにでもスマートキーを作成したい場合はカギ本舗にご相談ください。カギ本舗ではディーラーよりも数万円安く、早くスマートキーを作成することが可能です。
プリウスのスマートキーを紛失した場合何をするべき?
プリウスのスマートキーが一本でもある場合
エンジンがかかるスマートキーが一本でも有る場合は、とりあえず車の運転ができる状態なので緊急の問題は無いかと思います。とはいえ、スマートキーは高額な製品なので、警察に遺失届を出してスマートキーが見つかり易くした方がいいです。スマートキーにキーホルダーなどを付けている場合は、そういった特徴を詳しく遺失届に記入することでスマートキーが見つかり易くなります。遺失届は最寄りの警察署や交番で提出することができ、一部の都道府県ではインターネットでも申請することができます。インターネットで申請できる都道府県は警察庁のwebサイトで公開されているので、以下のページからご確認ください。
紛失したスマートキーがどうしても見つからない場合は、スマートキーが悪用されないようにするため、車のコンピュータから抹消することになります。スマートキーの抹消はディーラーやスマートキーに対応している鍵屋で行うことができます。
エンジンがかかるスマートキーを本鍵として別のスマートキーを追加登録することができます。スマートキーの追加登録ができるのはディーラー、もしくはスマートキー対応が可能な鍵屋です。スマートキーの内部に内臓されているメカニカルキーではエンジンをかけることができないため、スマートキーの追加登録には使用できません。急ぎの場合は鍵屋に依頼をして、急ぎではない場合はディーラーに依頼をするといいでしょう。
プリウスのスマートキーが一本もない場合
エンジンをかけられるスマートキーが一本もない場合は、スマートキーを新規に登録しなおすか、車のコンピュータごとスマートキーを交換する必要があります。鍵屋に依頼した場合はスマートキーを新規に登録することになりますし、ディーラーに依頼した場合はディーラーではスマートキーの新規登録はできないため、コンピュータを交換することになります。鍵屋に依頼して鍵を新規に登録した方がコンピュータを取り寄せる必要がないため、費用は安くなり納期も早くなります。
プリウスのスマートキーを作成するための費用と納期
ディーラーでプリウスのスマートキーを作成する場合
ディーラーでスマートキーを作成する場合、スマートキーが一本でもあればスペアキーの登録で済み、プリウスの年式によっても変わってきますが、3万円~5万円程度の費用がかかります。納期は数日から2週間程度になることが多いです。
また、スマートキーが一本も無い状態だとディーラーでは車のコンピュータの交換しないと対応できないのですが、ディーラーでコンピュータを交換すると費用が15万円~25万円程度かかります。さらに車をディーラーの指定場所に入庫しないといけないため、レッカー代も追加でかかります。納期は1週間から4週間程度になることが多いです。以前30系プリウスでディーラーに見積を取った際の見積書は以下になります。
鍵屋に依頼をすればコンピュータ交換をしなくてもスマートキーを登録できて、費用も半額程度で済むことが多いため、スマートキーを全て紛失した場合は鍵屋に依頼するのがオススメです。
作業内容 | 費用 | 納期 |
---|---|---|
スペアキーの追加登録(スマートキーが一本でもある) | 3万円~5万円 | 数日~2週間 |
コンピュータ交換(スマートキーが一本もない) | 15万円~25万円 + レッカー代 | 1週間~4週間 |
鍵屋でプリウスのスマートキーを作成する場合
鍵屋でスマートキーを作成する場合、スマートキーが一本でもあれば別のスマートキーを追加登録し、スマートキーが一本もなければスマートキーを新規登録することになります。鍵屋でスマートキーを新規登録する場合は、ディーラーと違ってコンピュータ交換をしなくても登録可能です。スマートキーの追加登録も、新規登録も基本的に在庫がある物なら当日中に対応が可能です。年式が新しいスマートキーほど費用が高くなる傾向があります。
作業内容 | 費用 | 納期 |
---|---|---|
スペアキーの追加登録(スマートキーが一本でもある) | 3万円~6万円 | 当日中 |
スマートキーの新規登録(スマートキーが一本もない) | 8万円~14万円 | 当日中 |
鍵屋でスマートキーを作成する時の流れ
鍵屋に依頼してスマートキーを作成する際の流れについてご紹介します。
スマートキーの作成について電話で相談
鍵屋に依頼する際、まずはその鍵屋がスマートキーの作成に対応できるか確認をします。スマートキーの作成は特殊技術になるため、住宅や金庫の鍵をメインに対応している鍵屋では対応できないためです。その際、車種名、年式、型式、エンジンスタート方式を必ず伝えるようにしましょう。問題なく対応できることが確認できたら、いつ頃作業をするか相談をすることになります。いつ頃スマートキーを作成したいのか鍵屋に相談し、すり合わせを行いましょう。
また、スマートキーを作成するためには、基本的には車検証の名義人と依頼者の名前が一致している必要があります。とはいえ、車を遺産相続した場合や、名義人が入院しているなどやむを得ない場合もあるため、電話の段階で必要な書類を確認しておきましょう。
現地で作業員と待ち合わせ
現地で作業員と待ち合わせをします。作業員と作業料金の最終確認をし、問題なければそのまま依頼をすることになります。ドアの鍵が開いていない場合は、開けてから身分証と車検証の名義確認があるため、その場にとどまった方がいいでしょう。
スマートキーの作成作業
作業員がスマートキーを作成します。プリウスの種類によって作業内容は異なりますが、車のコンピュータ内に登録されているスマートキーのデータを吸い出して、そのデータを元に新しいスマートキーを追加登録する事が多いです。この段階だと依頼者は現地に居てもできることが無いため、時間がかかるようなら作業員に相談してその場を一時離れることが可能です。
スマートキーの受け取りと動作確認
スマートキーの作成が終ったらスマートキーを受け取り、動作確認を行います。動作確認としては、スマートキーでドアの施錠解錠を確認、エンジンが問題なく動作するか確認、メーターにエラーが表示されていないか確認などをしていきます。問題なければ支払いをして作業が完了になります。
プリウスのスマートキーを作成する際に注意すべきこと
過去に登録していたスマートキーのデータは残る
鍵屋などでスマートキーの追加登録や新規登録をしても、過去に登録していたスマートキーのデータはコンピュータ内に残っています。そのため、紛失してしまったスマートキーのデータは全て削除した方が車両盗難の心配がなくなります。スマートキーのデータ削除はディーラーでも鍵屋でも対応可能です。
ディーラーでコンピュータ交換をした場合は、コンピュータ自体が変わっているため過去のスマートキーのデータは残らず、使うこともできなくなっています。
後付けの電装品が付いているとスマートキーが登録できない場合がある
スマートキーの追加登録や新規登録は車の状態が正常な状態な場合にできる作業になります。そのため、後付けの電装品などを付けていると、スマートキーの登録ができない場合があります。よくあるのが、エンジンスタートのプッシュスタートボタンを、社外品のLEDで光る物などに変えている場合です。スマートキーの登録をする際に、スマートキーをボタンにかざす作業があるのですが、その際にスマートキーの情報を読み取れず、登録に失敗する場合があります。
後付けの電装品を付けている場合は、元の部品に戻した方がトラブルなくスマートキーの登録ができます。
バッテリー切れを起こしているとスマートキーが登録ができない
スマートキーの登録をする際、車のバッテリー残量が無いと登録することができません。そのため、スマートキーを紛失したら車内の電灯などは切っておき、出来るだけ電力を残しておくと良いです。鍵屋でバッテリージャンプなどはできますが、その分追加作業費が発生する可能性があります。
プリウスの種類と鍵について
10系プリウス(NHW10/11)
10系プリウスはプリウスの初代の車で、1997年~2003年の間発売されていました。NHW10/11の型式となっており、トヨタが世界に先駆けて実用化したハイブリッドカーです。10系プリウスの鍵には、一般的な金属の鍵が使われています。そのため、車のコンピュータに鍵を登録しなくてもエンジンをかけることができます。10系プリウスの鍵でスペアキーを作りたい場合は数千円で作ることができ、鍵を全て紛失してしまった場合でも、スマートキーの半額以下の費用で鍵を作成できることが多いです。
20系プリウス(NHW20)
20系プリウスは2003年~2011年の間販売されていました。NHW20の型式となっています。「トライアングル・シルエット」と呼ばれる三角形の「おむすび形」のスタイリングが特徴的で、2003年度のグッドデザイン大賞を受賞しました。20系プリウスからスマートキーが導入されており、スマートキーのシステムはプリウス前期(2003年9月~2005年10月)、後期(2005年11月~2009年5月)、グレードG、グレードG以外かによって異なります。スマートキーは以下のような見た目をしていますが、スマートキーのシステムによって中の基盤が異なるため、一般のかたが見分けるのは非常に困難です。
30系プリウス(ZVW30/35)
30系プリウスは型式ZVW30が2009年~2015年に販売されていた標準車、型式ZVW35が2012年~2016年に販売されていたPHV車になります。2009年4月から始まったエコカー減税の影響や、トヨタ系列の販売チャネル全店で販売したこともあり、発売開始1か月で約18万台が受注される大ヒットを記録しました。非常に多く販売された型式で、燃費なども優れているため現在でも街中では30系プリウスを多く見かけます。30系プリウスのスマートキーは以下のような見た目をしています。また、30系プリウスを元に作られたプリウスαなども同じスマートキーが採用されています。
50系プリウス(ZVW50/51/55)
50系プリウスは2015年~2023年に販売されていました。グレード構成はグレードが低い順に「E」→「S」→「A」→「Aプレミアム」となっています。型式は搭載する電池で異なり、ニッケル水素電池を搭載する「S」系が「ZVW50」、リチウムイオン電池を搭載する「E」と「A」系が「ZVW51」となります。ただし、「E」以外の全車に用意される4輪駆動車はどちらの電池を搭載していても「ZVW55」です。50系プリウスは前期(2015年12月〜2017年11月)と後期(2018年12月〜)でスマートキーのシステムが異なっており、スマートキーの作成難易度も大幅に異なるため、スマートキーの作成依頼をする時は前期型か後期型か把握しておきましょう。50系プリウスのスマートキーは以下のような見た目になります。
60系プリウス(ZVW60/MXWH60)
60系プリウスは2023年から発売された最新のプリウスです。型式はZVW60/MXWH60となっています。最新のスマートキーのシステムが導入されており、全国的にも対応できる鍵屋は少ない状態です。カギ本舗では問題なくスマートキーの作成が可能です。
プリウスのスマートキーを作成するならカギ本舗にお任せください
カギ本舗ではトヨタのスマートキー全般の作成に対応しております。もちろんプリウスのスマートキーも20プリウスから60プリウスまで対応しておりますので、スマートキーでお困りの場合はカギ本舗にご相談ください。カギ本舗には以下のような特徴がある鍵屋です。
国産車のスマートキー作成全般が可能
トヨタ以外にも日産、ホンダ、スズキ、ダイハツ、スバル、マツダなど、国産車全般のスマートキー作成を対応しています。そのため、社内で様々なノウハウを貯めており他社で出来ないようなスマートキー作成も対応可能です。トヨタのスマートキー作成全般も対応しており、以下のページでサービスのご紹介をしています。
自動車の鍵作成サービス
電話で概算見積の提示が可能
カギ本舗では電話の段階である程度費用の概算をお伝えしてから案件のご依頼をいただいています。コールセンターにもスマートキーの作成ができる作業員が常駐しているため、お客様の疑問などにもお答えできる状態になっております。
当日中のスマートキー作成に対応
カギ本舗では国産車のスマートキーは殆ど在庫として持っております。プリウスのスマートキーも在庫として持っているため、当日中にスマートキーを作成することが可能です。
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