安否確認による住宅の鍵開けの流れと費用について
【目次】
一人暮らしの家族が同僚が突然連絡が付かなくなった時、皆さんならどうされますか?体調不良などで寝込んでいるだけなら良いですが、中には突然病気で身動きが取れなくなってしまったり、一刻も早く救助しないといけない状況になっている場合があります。こういった時に安否確認をする事になるのですが、相手方の自宅を開けて安否確認をする方法があります。
今回の記事では安否確認の流れや、注意事項、費用相場などについてご紹介します。安否確認をする機会など滅多にないと思いますので、この記事を参考に安否確認をスムーズに進めましょう。また、お急ぎで安否確認をしたい方はカギ本舗にご連絡ください。お電話でご相談いただければ、その後の流れや、どの程度で到着できるか、費用はどのぐらいかかるか等、詳しい内容をご紹介させていただきます。
安否確認の流れ
安否確認をする際の流れをご紹介します。どのような流れで安否確認をしていけば良いのか分からない方はこちらの内容を参考にしてください。
入居者に連絡をする
入居者にすでに連絡は取っていると思いますが、安否確認前に再度連絡を取っておきましょう。音信不通になっている方の中には居留守を使っている方なども多く、いざ鍵を開けようとした際に、入居者が家から飛び出してくる事も多々あります。そのため、安否確認で住宅を開けようとしている事を留守電などで残しておくと、入居者が焦って折り返し電話をして来ることがあります。
身分証を用意する
安否確認で住宅を開ける場合、自分がどのような人間なのか警察や鍵屋に説明する必要があります。そのため、自分の名前が分かる免許証のような証明書が必要になります。入居者と親族だったり、物件を所有している場合は、これらを証明する署名を予め用意しておくとスムーズに安否確認が可能です。ただし、一刻も早く安否確認を行わないといけない場合、悠長にしていると入居者の生命に関わる場合もあるため、書類の準備などに時間がかかる場合は、最低限免許証などを用意してからすぐに鍵屋や警察に電話をし始めると良いでしょう。
管理会社か鍵屋に電話をする
賃貸住宅の物件なら管理会社にまずは相談しましょう。管理会社で鍵を管理している場合は、事情を説明すれば管理会社の方が合鍵を使って部屋を開けてくれる場合があります。管理会社によってはトラブル防止のために合鍵を持っていない事もあるので、その点は留意しておきましょう。管理会社と連絡が付かなくなったり、賃貸物件以外の鍵を開けたい場合は鍵屋に連絡をします。鍵屋で鍵を開ける場合は、警察立ち合いでないと鍵を開けてもらうことはできません。鍵屋に連絡した際に、何時頃に訪問予定なのか確認しておきましょう。時間が分かったら次に警察に電話をして立ち合いの時間を調整することになります。鍵を開ける際の費用感などもこの段階で確認しておきましょう。実物を見てみないと正確な費用は分からないことが多いですが、ざっくりした費用感は聞けることも多いです。
警察に電話をする
鍵屋で安否確認の鍵開けをする場合、警察に立ち会ってもらう必要があります。警察の立ち合いを依頼するために、最寄りの交番や警察署に電話をすることになります。警察に事情を説明して、安否確認の立ち合いを依頼します。鍵屋が訪問できる時間を伝え、警察にもその時間に来てもらうようにしましょう。鍵屋よりも先に警察に電話をしても良いですが、鍵屋の場合は遠方から出張する可能性もあるため先に鍵屋に時間を確認した方が時間調整が楽になります。
部屋の鍵を開ける
依頼主、鍵屋、警察が現地についたら、鍵屋に鍵を開けてもらいます。現地に着けば鍵屋も正確な費用が提示できるため、費用の最終確認をしてから作業を依頼します。作業は数分で終わる事もあれば、60分程度かかる場合もあります。鍵を開けたら警察が中に入って、入居者が無事か確認することになります。入居者に何か異常があれば警察がすぐに救急車を手配してくれますし、中に住民が居なかったり住民に異常がない場合は警察は撤収します。
必要に応じて鍵を閉める
鍵を開けて中に入居者が居ない場合があります。この場合、開けた後にそのまま帰ってしまうとドアが開きっぱなしになってしまい、泥棒が入り放題になってしまうため施錠作業が必要です。鍵屋に依頼をすれば施錠作業をしてもらえます。解錠作業が終わると鍵屋はお会計をして撤収してしまうので、施錠作業が必要なら引き留めておきましょう。
安否確認をする際の注意事項
安否確認はスピードが最優先
安否確認は中の住民の安全を確認するのが最優先です。鍵屋で安否確認の玄関解錠をしていると分かるのですが、住民が脳梗塞で倒れてしまっていたり、住宅内で自殺を図ってしまった人が一定数おり、発見までの数分の差で住民の命が助かったという案件も多くあります。そのため、安否確認をするか迷っていたり、書類の準備に時間がかかる場合は、とりあえず警察と鍵屋に電話相談をし始めると良いでしょう。最悪中の住人と連絡が取れた場合は、後で警察と鍵屋に謝る必要がありますが、人命には代えられません。
状況によっては窓を割って入る
窓から人の家を覗くのはマナーとして良くないですし、軽犯罪法違反、住居侵入罪、ストーカー規制法違反になってしまう事があります。安否確認などで警察に立ち会ってもらっている場合は、警察にお願いして窓から中の様子を確認してもらうことができます。窓から確認して中で人が倒れているのが確認できた場合は、最悪窓を割ってでも急いで中の人を救助しましょう。警察も緊急性が無い、もしくは判断ができない状況の場合は窓を割ったりはしませんが、緊急性が高いと判断した場合は窓を割ってでも救助を試みる事が多いです。
安否確認の費用と作業時間
鍵開け費用と時間
鍵開けの費用は鍵の防犯性と住宅全体の防犯性によって変わります。一般的なギザギザした鍵だとピッキングで開けられる場合がありますが、防犯対策されたギザギザした鍵やディンプルキーや内溝キーといった特殊キーの場合はピッキングではなく、特殊解錠といった方法で開けます。特殊解錠にはサムターン回しや、クレセント解錠など様々な方法がありますが、鍵穴に対して解錠工具を使うのではなく、住宅の最も防犯性が低い場所に対して解錠工具を使います。そのため、住宅全体の防犯性によって費用が左右されるのです。以下で解錠費用の相場感をご紹介します。
作業内容 | 費用感 |
---|---|
ピッキングによる鍵開け | 1.5万円~2.3万円 |
特殊解錠による鍵開け | 2.3万円~3.3万円 |
シリンダーの破壊を伴う解錠 | 2万円~3万円 |
ドアチェーンやドアバーの解錠 | 1万円~2万円 |
作業時間は鍵の種類にもよりますが、ピッキングで開ける場合は5分~10分程度、特殊解錠や破錠で開ける場合は30分~60分程度で作業が終わることが多いです。
施錠費用と時間
安否確認で鍵を開けた後に、中に人が居なかった場合は鍵を閉める必要が出てきます。鍵の施錠作業は鍵屋に依頼をすることでしてもらう事ができます。施錠作業は簡単な作業で済むのであれば1万円~1.5万円前後で出来ることが多いですが、中には解錠した時と同じ程度の費用がかかる場合もあります。施錠の費用なども予め確認しておくと良いでしょう。
作業時間としては5分~10分程度で施錠できることが多いです。
その他の費用
安否確認をする際に、鍵開け費用や施錠費用以外にも費用がかかる場合があります。例えば、夜間や早朝に依頼した場合は、業者にもよりますが追加費用が5000円~10000円かかる事が多いです。また、現地で作業員の待機時間が数十分も発生する場合は待機料金がかかる事もあります。待機料金は警察や立ち合い者が遅れて来た時などに発生するので、事前のスケジュール調整をきちんと行い、無駄な費用を発生させないようにしましょう。
安否確認の鍵開けならカギ本舗にご相談ください
カギ本舗では安否確認にともなう鍵開けに対応しております。他社との大きな違いとしては、解錠技術と事前の費用説明にあります。カギ本舗は、解錠で使用する特殊工具を多数持っています。住宅ごとに適した工具を使うことができるため、案件の約97%で鍵を壊さずに鍵開けができております。安否確認の鍵開けでは、他の人が所有している家を開けるという事でなるべく鍵を壊さずに開けたい人が多いと思いますので、無傷で鍵を開けられるカギ本舗に依頼するのがオススメです。また、カギ本舗では電話の段階で料金のご説明が可能です。他社では、「〇〇〇円~」と最低金額しか提示されない事も多いと思いますが、カギ本舗ではお客様から聞いた情報を元に「〇〇〇円~〇〇〇円」と費用の概算をご提示することが可能です。どのぐらい費用がかかるか不安に思っている方はぜひお電話でご相談ください。
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