スーツケースの鍵をなくした!今すぐできる対処法
【目次】
旅先で鍵を失くしてしまったり、旅行の直前に故障などの鍵のトラブルに遭遇してしまった場合、とても慌ててしまうお客様が多いです。これからご紹介するトラブルの対処法を読むと、スーツケースの鍵がトラブルに遭遇しても正しい判断ができるようになります。では、スーツケースの鍵がトラブルに合っても慌てないで済む4つの対処方法と知識を詳しく見ていきましょう。
スーツケースの鍵を開けるより具体的な方法については以下のページでご紹介しているので、参考にしてください。
スーツケースの鍵を開けたい!紛失や暗証番号を忘れた時の対処方法について
旅先で慌てない!4つの対処法を知る
スーツケースを持って旅に出かけた際、ほとんどの人がスーツケースに鍵をかけると思います。
勝手にスーツケースを開けられたり、盗難防止の対策として当然の事です。
しかし、スーツケースの鍵はとても小さい場合が多く、紛失してしまったり故障してしまったりというトラブルに見舞われやすい鍵でもあります。
そんな、何かとトラブルに遭遇しやすいスーツケースの鍵ですが、実際にトラブルがあった場合はどうすれば良いのでしょうか。
具体的には以下の4つの対処法が考えられます。
・鍵の出張業者
・ホテル
・空港のリペアサービス(羽田空港・成田空港には鍵のリペアサービスがあります。)
・自分で開ける
最初に検討したいのが、鍵の出張業者を呼ぶという方法です。
旅先によっては素早く駆けつけてくれる出張業者が存在する可能性があります。
業者は鍵の専門家なので、ほぼ確実にトラブルを解決してくれるでしょう。
ただし、現地の情報を詳しく把握していないと、悪徳業者に騙されてしまうかもしれません。
修理できたは良いものの、法外な料金を請求されてしまう等、余計なトラブルに巻き込まれてしまう事も考えられます。
また、旅先によっては修理業者が存在しない、もしくは対応エリア外という事もあり得るでしょう。
次はホテルにお願いするという方法です。
スーツケースの鍵がトラブルに合ってしまったという事を、ホテルの従業員に伝えます。
ホテルによっては得意先の修理業者に依頼してくれるかもしれません。
また、ホテルの中にはサービスの一環として、鍵のトラブルの対処を無料で行ってくれるホテルもあります。
しかし、業者に依頼する為の料金を請求される可能性もありますので、相談する際はどれくらいの費用が必要なのか、事前に従業員と相談しておきましょう。
空港でスーツケースの鍵の紛失等に気が付いた場合、空港に備えられているリペアショップに依頼するという方法もあります。
空港によっては、スーツケースの破損や鍵の紛失等のトラブルの対処を専門としているリペアショップが備えられている事もありますので、ぜひ探してみてください。
国内では羽田空港や成田空港に鍵のリペアサービスが受けられるショップがあります。
羽田空港であれば、第2旅客ターミナルのB1階に、成田空港であれば、第1ターミナルのB1階の鉄道駅と、第2ターミナル3階の国際線出発ロビーの2ヶ所に設けられていますので、スーツケースの鍵を失くしてしまった、もしくはスーツケースが壊れてしまったと相談を持ち掛けてみましょう。
最後に検討したいのが、自力で開けるという対処方法です。
この方法の最大のメリットはお金がかからないという事になります。
ただし、無理にこじ開けようとしたりしてしまうと、スーツケースが破損してしまうかもしれません。
また、結局解決できず、さらに深刻なトラブルに陥ってしまうという事もあり得るでしょう。
よって、あなたが鍵の専門家でもない限り、自力で解決しようとする方法はあまりおすすめできません。
ただし金銭的に余裕が無い場合等は、自力で解決する以外に方法が無いかもしれないので、旅行前にスーツケースの鍵についてある程度勉強しておくのもおすすめです。
また、スーツケースが開いたままの状態で鍵を紛失してしまった場合は、まずはスーツケースベルトで応急処置を施しましょう。
スーツケースベルトは100均などで手軽に入手できるアイテムなので、万が一に備えて旅行前に購入しておく事をおすすめします。
スーツケースベルトの持ち合わせがない場合でも、空港内のショップで販売されている可能性がありますので、売店等で探してみましょう。
また、空港でこのようなトラブルに見舞われた場合、スーツケースのラッピングサービスの利用もおすすめとなります。
スーツケースのラッピングサービスとは、開きっぱなしのスーツケースから荷物が飛び出さないようにラップでぐるぐる巻きにするサービスで、応急処置として最適です。
旅の予定がまだ先の場合の対応方法
旅行の準備を始めた際に、スーツケースの鍵が故障している、もしくは鍵が紛失している事に気が付く時もあります。
このような場合は、旅行までまだ時間がありますので、落ち着いた対処方法がとれるはずです。
しかし、具体的な対策方法を理解していないと、あたふたしてしまうだけで時間が過ぎ去ってしまう可能性もあります。
ですので、スーツケースの鍵をなくした、もしくはスーツケースが壊れてしまった場合はどのように対処すればよいのかを十分に理解しておく必要があるでしょう。
【メーカーに合鍵を依頼】
スーツケースを製造、販売しているメーカーに問い合わせて、新しい鍵を製造してもらうという方法です。
この方法で解決する場合は、手持ちのスーツケースを製造、もしくは販売元を把握している必要があります。
古いスーツケースを使用していた場合、どこで買ったのか、どのメーカーの物なのかを把握できない為、正規の修理を受けられないかもしれません。
また、メーカーに依頼するのは最も信頼性の高い対処方法の1つですが、郵送で鍵を送ってもらう場合は時間がかかってしまう事もあります。
更に、鍵の部分だけでなくスーツケース自体を修理するという扱いになってしまう事もあり、場合によっては買い替える以上に費用がかかってしまうかもしれません。
【スーツケースのレンタル】
今日では、スーツケースのレンタルを受け付けているお店はたくさんあります。
ですので、希望する大きさや形だけでなく、メーカーにこだわったスーツケースもきっと見つかるはずです。
また、レンタルサービスによっては旅行に必要なドライヤー等の日用品や、海外旅行で便利な翻訳機もあわせてレンタルしてくれるものもあります。
レンタル期間によっては買い替えるよりも安く済むケースが多々あります。
割安で気軽に利用できるのが、レンタルの魅力と言えるでしょう。
ただし、頻繁に旅行に出かける人にとっては、新しくスーツケースを買い替えた方がコストパフォーマンスが高くなる場合もありますので、今後の予定と照らし合わせて利用することをおすすめします。
【スーツケースの買い替え】
あなたのスーツケースが長年使ってきたものであるならば、鍵の不調以外にも様々な劣化が起こっている可能性があります。
特に頻繁に稼働させる事になるキャリーの部分は、長年使い続ける事により上手く稼働しなくなる等のトラブルが起こりやすくなっているでしょう。
ファスナーの部分も締まりが悪くなってしまったりと、使い始めた頃に比べて不具合が多くなっているはずです。
旅先で鍵以外のトラブルに遭遇する可能性も高くなっているはずなので、思い切って新調するのも1つの手段と言えるでしょう。
旅行や出張の機会が多い等、頻繁にスーツケースを利用する人にとっては、レンタルするよりも買い替えた方が安く済む場合もありますので、鍵のトラブルをきっかけに新しいスーツケースの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
以上が、旅の予定がまだ先の場合の対処方法となります。
旅の予定までに残されている時間や、スーツケースにかけられる予算、今回の旅行以外にもスーツケースを利用する機会はあるのか等を十分に考慮して、あなたにとって最適な対処方法を選んでみてください。
アメリカ旅行にはTSAロック!海外での鍵の紛失対策
海外旅行に行く前にぜひとも知っておきたいのが、TSAロック等スーツケースの鍵についての知識です。
海外では、場合によってはスーツケースにかけている鍵を壊されてしまう可能性があります。
国によっては認められた鍵以外は壊しても構わないという法律もありますので、日本と同じように鍵をかけていただけなのに、勝手に開けられてしまったという事態も発生してしまうのです。
では、TSAロックとは何なのか、スーツケースの鍵を開けておいた方が良いケースや、閉めておいても構わないケースなど、海外旅行の際のスーツケースの鍵の扱いについて詳しく見ていきましょう。
TSAとは、アメリカ運輸保安局の事です。
そしてTSAロックとは、アメリカ運輸保安局が認可した鍵となります。
TSAロックを導入するきっかけとなったのは、2001年に起こったアメリカ同時多発テロです。
アメリカへの入出国やアメリカ国内でのフライトの際に最大限の安全性を確保する為、TSAの係官が荷物をランダムで目視検査するようになりました。
この目視検査の際にスーツケースに鍵がかかっていた場合、係官はロックを破壊して検査できる権限が与えられたのです。
権限が与えられている以上、乗客としてはなす術はありません。
この時の施錠方法がTSAロックであれば、係官が専用のツールで解錠して中身をチェックする事になります。
しかし、TSAロック以外の方法で施錠されていた場合は、最悪の場合スーツケースが再起不能な程破壊されてしまう可能性もあるのです。
したがって、アメリカの空港でスーツケースを預ける際は、TSAロックが必須となっています。
TSAロックは、アメリカの空港を利用する際に必須のものです。
しかし、今ではTSAロックをかける事すら推奨されない事もあります。
なぜならば、運が悪いとTSAロックをしたスーツケースなのに検査の対象となって鍵部分が破壊されてしまう事があるからです。
これは、検査をする係官の対応が一律ではないという事が関係しています。
やや理不尽に感じてしまう人もいるでしょうが、テロ対策なのである程度は仕方のない事なのでしょう。
よって、TSAロックであっても壊される可能性があるので、アメリカの空港で荷物を預ける際は常に鍵を開けておいた方が賢明です。
■「アメリカ以外は鍵を閉めておく」
TSAロックによる対応は、アメリカだけのものです。
よって、ヨーロッパやアジア各国等に旅行に行く際は、TSAロックの有無を気にする必要はありません。
また、スーツケースに鍵をかけていたとしても、アメリカのように無作為に検査して破壊される事はありませんので、鍵をかけて預けても大丈夫です。
ただし、スーツケースの鍵はプロの手にかかれば簡単に開けられるものがほとんどなので、貴重品などは入れないようにしておきましょう。
■「海外での鍵紛失に備える方法」
・ダイヤル錠を使う
・スペアキーを分けて使う
・スーツケースベルトを持っていく
海外でスーツケースの鍵を紛失してしまうと、日本国内より対処が困難になってしまう事がほとんどです。
鍵の修理業者の信頼性や言語の問題もあり、満足のいく対応される事の方が珍しいでしょう。
ですので、鍵を紛失しないように細心の注意を払う事が非常に重要となります。
鍵を紛失、または悪用されるのを防ぐ為に、ダイヤル錠を使ったり、スペアキーを使い分ける等の方法もおすすめです。
また、場合によってはスーツケースベルトの使用も検討してみましょう。
スーツケースベルトを使用していると、スーツケースの中身が飛び出すのを防いでくれます。
また、開けるのに手間がかかってしまうので、泥棒のターゲットになりにくいという防犯効果も生まれるのです。
スーツケースの鍵のトラブルはカギ本舗におまかせ!
スーツケースの鍵のトラブルの対処方法をご紹介しました。
様々な対処方法がありますが、信用できる鍵屋に対応してもらうのが最も確実です。
「カギ本舗」では、各空港への出張実績も多数あり、鍵に関するトラブルであればどんな事でも受け付けています。
もちろんスーツケースの鍵のトラブルも受け付けているので、国内の旅先で鍵のトラブルに遭遇してしまったら、ぜひ「カギ本舗」にお問い合わせしてみてください。
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