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ダイハツのスマートキーをなくした!ディーラーと鍵屋の価格と対応時間

投稿日 2020.09.17
更新日 2024.07.14
ダイハツのスマートキーをなくした!ディーラーと鍵屋の価格と対応時間
【目次】

    最近の車にはスマートキーが搭載されていることが多くなってきました。皆さんの中にもスマートキーを使っているかたが多いのではないでしょうか。鍵を回さなくてもドアの開け閉めや、エンジンの始動ができるので、大変便利な機能ですよね。

    そんなスマートキーですが、もしうっかり失くしてしまうと車を動かすことができず、非常に困ったことになってしまいます。今回の記事ではダイハツのスマートキーをなくしてしまった時にどうすれば良いのかご紹介していこうと思います。

    詳しい話を聞きたい、すぐにでも鍵開けや鍵作成の依頼という方は、カギ本舗にお電話ください。基本的にご依頼いただいた当日中に復旧いたします。
    カギ本舗への電話相談はこちらの画像をクリック

    ダイハツの鍵を紛失した場合は誰に依頼すればいい?

    ダイハツの鍵を失くしてしまった際、誰に依頼をするのかで、納期は数週間、値段は数万円変わってきます。ここでは、皆さんの状況別にオススメの方法をご紹介します。まずは作業内容ごとにどの業者がオススメなのか表でご紹介します。

    鍵をなくした時にどの業者に頼むのが良いか

    以下にオススメする理由など、細かい内容をご紹介しますので、気になる方は確認してください。ページ下部ではディーラーと鍵屋の具体的な費用感、納期などをご紹介しています。

    エンジンがかかる鍵が一本も無い場合

    スマートキーが手元に一個も無い場合は、その場で業者を呼んでスマートキーを作成するか、レッカーで車を移動して後日復旧作業をすることになります。スマートキーを復旧させる場合、費用が数万円かかるので、多少遠くてもスペアキーがある場合は、スペアキーを取りに行った方がお得です。スペアキーが一本も無い場合は、どんな作業を誰に依頼した方が良いのかご紹介します。

    ①スマートキー、インテリジェントキーを作成したい場合

    鍵無しでスマートキーを作成したい場合

    スマートキー、インテリジェントキーを作成したい場合は鍵屋に依頼をするのがオススメです。ディーラーの方が多少安く済む可能性がありますが、鍵屋の方が当日中に対応でき、条件によってはディーラーよりも費用が安く済む場合も多いからです。以下では詳細なメリット、デメリットをご紹介します。

    ディーラーに依頼してスマートキーを作成する
    ディーラーに依頼した場合はディーラーの敷地内に車をレッカー移動させ、鍵を発注してから数日から数週間後に復旧させることになります。当日中に対応はできませんが、鍵屋と比較すると費用が安く済む場合が多いです。ただし、レッカー代などが追加でかかってくるため、距離によっては鍵屋に依頼するのと同じか、それ以上の費用になることも多々あります。ディーラーから近い場所に車があり、納期がかかってでも費用を安く済ませたい場合は、ディーラーに依頼をすると良いでしょう。
    鍵屋に依頼してスマートキーを作成する
    鍵屋に依頼をした場合は、車が置いてある場所まで鍵屋が訪問して、その場でスマートキーを車に登録することになります。基本的にはその場で全て簡潔するので、スマートキーの在庫さえあれば当日中に復旧することが可能です。

    ポイント1鍵屋なら当日中にその場で鍵、スマートキーを作成できる

    また、スマートキーの登録費用はディーラーよりも高いですが、ディーラーと違ってレッカー代がかからないため、総額でいうとディーラーと同じぐらいの金額になることが多いです。

    ポイント2鍵屋に依頼するとレッカー代もかからず、ディーラーと同じぐらいの金額で鍵を作成できる

     

    ②とりあえず車を開けたい場合

    鍵無しでとりあえず車を開けたい場合

    車の中の貴重品だけでも取り出したい、レッカー移動のために車を開けたい等の理由がある場合は、保険のロードサービスを使えないか確認し、対応できない場合はJAFと鍵屋を検討するのがオススメです。各社の詳しい対応内容をご紹介します。

    保険会社に依頼して開ける
    車の任意保険に加入している場合、鍵開けなどのロードサービスが無料で受けられる場合が多いです。近所の鍵屋が保険会社から依頼を受けて出動するため、比較的早く対応してくれる事が多いです。ただし、車の中に鍵があるインキーの場合のみ無料と規約がある保険も多いので、鍵が車内に一本も無い場合は、鍵開け作業をしてくれない場合があります。この場合は後述のJAFか鍵屋に依頼をして鍵を開けてもらうことになります。
    JAFに依頼して開ける
    JAF会員の場合は無料で鍵開けなどのロードサービスを受けることができます。JAF会員の場合はぜひ活用しましょう。JAF会員でない場合は有料で鍵を開ける事になります。難易度の高い鍵だと鍵開けできなかったり、開けるために数時間かかる場合がありますが、一般的な乗用車の鍵ならほとんどの場合問題なく開けてもらえます。JAF会員ではない場合は有料での対応となり、2024年4月から値上げがあった事もあり、鍵屋と同じぐらいか、それ以上の費用がかかる事が多いです。
    鍵屋に依頼して開ける
    鍵屋に依頼をする場合、有料で鍵開けをしてもらう事ができます。鍵専門の業者なので、JAFで開けられないような難易度の高い鍵でも開けられることが多いです。

    ポイント3鍵屋ならJAFで出来ないような難易度の高い鍵でも開けられる

    エンジンがかかる鍵が一本でも有る場合

    エンジンがかかる鍵が一本でも有る場合は、出張鍵屋に依頼をすると費用が高くなってしまいます。ディーラーに依頼をするか、店舗に来店して鍵屋に依頼をする方がオススメです。

    ①スペアキーを追加登録したい場合

    鍵有りでスペアキーを追加登録したい場合

    スペアキーを作成する場合はディーラーに依頼をするのがオススメです。車のエンジンがかけられる状態なので、当日中の対応をする必要がなく、エンジンがかかる鍵が一本でもあればディーラーへの入庫も自分で出来るため、費用が安く済む可能性が高いからです。ディーラーと鍵屋の詳しい対応内容について以下でご紹介します。

    ディーラーに依頼してスペアキーを作成する
    ディーラーに依頼をすると、車体番号から鍵を発注して取り寄せてくれます。車体番号から鍵の情報が分からない場合などもありますが、その場合はディーラーに車を持っていくことで鍵の情報を調べてもらうことができます。スペアキーの場合は費用も鍵屋より半額程度の費用で済むことが多いです。納期に関しては数日から数週間かかる事が多いですが、エンジン自体はかけられる状態なので、緊急性はそこまで高くありません。
    鍵屋に依頼してスペアキーを作成する
    鍵屋に依頼する場合、当日中にスマートキーのスペアを作成してもらえる事が多いです。料金に関してはディーラーと同じか、少し高いぐらいの場合が多いです。ただし、出張で鍵屋にスペアキーの作成を依頼すると、出張費などがプラスされるため、ディーラーの方が安く済む場合が多いです。近くに鍵屋さんがあれば来店して詳しく話を聞いてみると良いでしょう。

     

    ②とりあえず車を開けたい場合(車の中にスペアキーがある)

    鍵有りでとりあえず車を開けたい場合

    スペアキーは持っていても、車の中に置いたままになってしまっている場合は、まずは車を開ける必要があります。この場合は保険会社に依頼するのがオススメです。任意保険に加入していない場合や、保険会社が分からない場合はJAFや鍵屋に依頼することになります。以下で各社の対応についてご紹介します。

    保険会社に依頼して開ける
    車の中にスペアキーが有る場合は、保険のロードサービスで鍵開けをしてくれる場合が多いです。車の中にスペアキーが無い場合は、対応してくれない場合があります。
    JAFに依頼して開ける
    JAF会員の場合は無料で鍵開けをしてくれます。JAF会員出ない場合は有料での鍵開けになります。一般的な乗用車なら問題なく開けられることが多いですが、難易度が高い鍵などの場合は開けられなかったり、開けるのに数時間時間かかる場合があります。JAF会員ではない場合は有料での対応となり、2024年4月から値上げがあった事もあり、鍵屋と同じぐらいか、それ以上の費用がかかる事が多いです。
    鍵屋に依頼して開ける
    鍵屋に依頼する場合、有料で鍵を開けることができます。JAFで対応できないような難易度の高い鍵などでも問題なく開けられる事が多いです。

    ダイハツの鍵の種類は何がある?

    スマートキーの説明をする前に、ダイハツの鍵にはどんな種類があるのかご説明したいと思います。ダイハツの鍵には以下のような種類があります。

    ダイハツ車の鍵の種類

    メタルキーに関していえば、鍵のギザギザの部分の形さえ合っていればエンジンの始動ができます。

    しかし、「柄がプラスチックのキー」、「キーレスキー」、「スマートキー」に関しては、中にイモビライザーという機能が搭載されている可能性があります。

    もしイモビライザーが搭載されていた場合、鍵の形が合っていてもエンジンを始動することができません。イモビライザーが搭載されている車でエンジンをかけるためには、車のコンピュータに、鍵の中に埋め込まれたトランスポンダというチップを登録する必要があります。

    イモビライザーが付いているダイハツ車は鍵の作成費用が高くなる

    ダイハツ車ではイモビライザーという防犯システムが付いている場合があります。イモビライザーが搭載されている車の鍵にはトランスポンダと呼ばれるチップが埋め込まれています。トランスポンダチップのIDが車のコンピュータに登録されていないとエンジンの始動ができません。例えばダイハツ車の鍵で、柄がプラスチックのキーですと以下の画像のように、鍵の柄の赤丸の部分などにトランスポンダチップが埋め込まれている場合があります。

    ホンダ車のイモビライザーチップ

    また、スマートキーの場合も、スマートキー内部の基盤に保存されているIDを、車のコンピュータに登録しないとエンジンをかけられません。

    イモビライザーが搭載されている鍵の場合は、作成・複製するときに車のコンピュータを書き換えなければ使用することができないため、鍵の費用が通常の鍵よりも高くなります。

     

    イモビライザーが入っているか判らない!見分け方は?

    ダイハツ車でイモビライザーが入っているか判別する方法はいくつかあるので、ご紹介していこうと思います。

    車の型名・年式・グレードで確認する

    車の型式・年式・グレードが分かれば、イモビライザーが搭載されているかある程度判別できます。ダイハツ車のイモビライザー搭載状況を以下のページで紹介しておりますので、ご確認ください。

    ダイハツの車種別イモビライザー搭載状況

     

    エンジンのスタート方法で確認する

    ダイハツ車のエンジンスタートの方法は3種類あります。

    エンジンスタート形式によるイモビライザーの有無の説明すべてのパターンでイモビライザーが入っている可能性がありますが、ツイストノブやプッシュスタートタイプの場合はイモビライザーが入っていることが確定になります。また、ダイハツ車の場合は鍵を回すタイプならイモビライザーが入っている可能性は少ないです。

     

    イモビライザーランプで確認する

    ダイハツのイモビライザー搭載車には、イモビライザーランプ(セキュリティインジケータ)という鍵の形をしたランプが表示されています。イモビライザーランプはメーター周りや、スイッチ周りに表示されています。弊社で所有しているダイハツ タントですと、ODO TRIPの横に赤いランプが表示れており、これがイモビライザーランプになります。

    タントイモビライザーランプ

    ※車種・年式ごとにランプの形や場所は異なります。

    鍵をなくした時の対処法・解決法

    鍵をなくしてしまった場合は、まずは車内に鍵がないか確認してみましょう。スマートキーの場合は鍵が中にあれば、ドアがロックされたりすることはありませんが、まれに車内でも電波の範囲外に出てしまっていたり、電波が遮断されてしまったりして、車内に鍵が入ったままインロックしてしまっている場合があります。車内に鍵がある場合は鍵屋に依頼をして、車を開けてもらいましょう。

    他にも車の周りや、訪問した場所などで鍵を探してみましょう。警察に遺失届けを出すのも重要です。電話でも受け付けてくれる場合があるので、最寄りの交番に電話してみましょう。

    それでも見つからない場合は、どこかにスペアキーがないか思い出してみましょう。スペアキーがあればとりあえずの緊急事態を回避できます。

    どうしても見つからない場合は鍵を作製してもらう

    どうしても鍵が見つからない場合は、鍵屋かディーラーに依頼をして鍵を作ってもらうことになります。ただし、鍵屋とディーラーで価格・納期・対応範囲に違いがあるので、違いを紹介したいと思います。予算や、すぐ使いたいかどうかで、ご自身にあった業者を選んでみてください。

     

    ※ダイハツ車の鍵を作製する前に

    もし鍵の鍵番号がわかれば、準備しておきましょう。鍵番号がなくても鍵穴やシリンダーから鍵を作ることはできますが、技術力がいる作業になるので時間がかかったり、費用が高くなる可能性があります。鍵番号は車を購入したときに、鍵に付属された金属のプレートに刻印されています。以下の画像は別メーカーの車の鍵ですが、ダイハツ車でも同じように金属プレートが付属されています。

    車の鍵のシリアル番号

    ダイハツの鍵、スマートキーを作成する場合の費用と納期

    ディーラーで作成する場合の費用と納期

    ディーラー

    ディーラーでは鍵の作製、スマートキーの登録、イモビライザーの登録を対応してくれます。店舗によってはレッカーの手配なども請け負ってくれる場合があります。ディーラーで鍵やスマートキーを作成する際は、ドアが開いている状態でないと対応はできません。しかし、ディーラーでは鍵開けなどは対応できないため、鍵屋やJAFに依頼をして鍵を開けることになります。

    ディーラーで鍵を作成する場合、イモビライザーが搭載されいないなら数千円で作成できるが多いです。イモビライザーが搭載されている場合は20,000円から40,000円でできることが多いですが、イモビライザーの登録をするために、レッカーで車をディーラーに運ぶ必要があります。そのため、レッカーの費用も追加でかかってきます。また、稀に車種によってはディーラーでイモビライザーの登録ができない車種もあるようで、その場合はコンピューターごと取り換えになります。コンピューター取り換えになってしまうと10万円から20万円かかってしまうようなので、注意が必要です。

    さらに、ディーラーで鍵を作成する場合、鍵番号が必要になります。鍵番号はスマートキーに付属している金属プレートに刻印されている英数字になります。車の情報がディーラーに登録されていれば、鍵番号が分からなくても鍵を作成してくれます。しかし、もし鍵番号が分からない場合は鍵番号がシリンダーに刻印されている場合があるため、シリンダーを取り外して調べるか鍵穴ごと交換することになり、追加で費用が発生します。

    納期に関してですが、イモビライザーが搭載されていない場合は数日から1週間程度で作製できる場合が多いです。イモビライザー搭載車の場合は、必要な部材によっては数日から数週間かかるようです。その時期の部材の在庫数によって納期は大きく変わるため、予めどの程度納期がかかるか確認してから依頼しましょう。

     

    鍵屋で作成する場合の費用と納期

    作業員

    鍵屋で鍵を作成する場合、イモビライザーが搭載されていないなら15,000円から30,000円で作製してくれることが多いです。イモビライザーが搭載されている場合は、50,000円~100,000円ほどで作製してくれる場合が多いです。鍵穴から作製することになるため、現地に訪問しての鍵作製になり、ディーラーに比べて金額が高くなることが多いです。その分、鍵屋で対応する場合は現地ですべての作業が完結するため、ディーラーと違ってレッカー代などの追加費用はかかりません。

    納期に関しては、車が置いてある現場まで出張して、その場で作業することになるため、当日中に対応してくれます。ただし、車種ごとに異なるスマートキーやトランスポンダなどの部材が必要になるため、在庫切れを起こしていると当日中の対応はできません。鍵屋に依頼をする際に、当日中に完了するのか確認してから依頼をしましょう。

     

    ダイハツのディーラーと鍵屋の比較まとめ

    価格

    ディーラー 鍵屋
    鍵作製(イモビライザーなし) 数千円+レッカー代 15,000円~30,000円
    鍵作製(イモビライザーあり) 10,000円~40,000円+レッカー代 50,000円~80,000円
    鍵作製(スマートキー) 12,000円~40,000円+レッカー代 50,000円~100,000円

     

    納期

    ディーラー 鍵屋
    鍵作製(イモビライザーなし) 数日~1週間 当日
    鍵作製(イモビライザーあり) 数日~3週間 当日
    鍵作製(スマートキー) 数日~3週間 当日

    ※ディーラーは在庫次第で納期が変わります。

     

    対応範囲

    ディーラー 鍵屋
    スマートキーの作製
    メカニカルキーの作製
    車の解錠
    レッカー対応 ×

    スマートキーを作成する時に必要な書類

    スマートキーを作成する際、ディーラーに依頼する場合も鍵屋に依頼をする場合も、書類が無いと受付をしてもらうことができません。ディーラーや鍵屋に依頼をする際に必要な書類は以下になります。

    依頼者 必要な書類
    車の名義人もしくは使用者 ・車検証
    ・車検証と名義が一致した身分証(免許証、パスポート、マイナンバーカード等)
    車の名義人もしくは使用者の家族 ・車検証
    ・依頼者の身分証(免許証、パスポート、マイナンバーカード等)
    ・車の名義人との関係を示す公的書類
    法人名義の車に乗っている従業員 ・車検証
    ・依頼主の身分証(免許証、パスポート、マイナンバーカード等)
    ・法人に所属していると証明できる社員証や名刺

    ダイハツのスマートキーのスペアを作成する方法や費用

    全てのスマートキーを失くしたのではなく、一つは残っている場合やイモビライザー入りのマスターキーを持っている場合はスマートキーのスペアを追加できます。スペアキーを作成する場合は鍵を全紛失した場合に比べて、費用が安く済むのが特徴です。ディーラーに依頼すれば納期が1週間~3週間程度で対応してくれて、2万円~5万円程度でスペアキーを作成してくれる場合が多いです。鍵屋に依頼をすることもでき、即日対応してくれますが、車種によって2万円~8万円程度で対応してくれる場合が多いです。

    追加するスマートキーは他の車に登録されていると登録できない場合が多いため、新品のスマートキーを購入するか、中古スマートキーを購入して鍵屋さんなどでスマートキーを初期化する必要があります。

    ダイハツのスマートキーを初期化する方法

    スマートキーの登録費用を抑えるために、中古のスマートキーを登録しなおす方法があります。部品代を節約できるので、安く済ませられる場合がありますが、注意が必要な点もあります。中古のスマートキーを登録する場合、スマートキーの種類によってはスマートキー自体を初期化をしてからでないと、車に登録できない物も存在します。また、そもそも中古のスマートキーは登録できない、登録すると車に不具合が出る物もあります。

    ダイハツ車のスマートキー初期化について

    また、初期化の手順としては、スマートキーを登録したい車の中でスマートキーの登録機を操作し、車に搭載されている初期化機能を使って車内でスマートキーを初期化します。その車に適合しないスマートキーを初期化しようとしても失敗するので、正しい中古スマートキーを購入する必要があります。見た目が同じで、中の基盤番号が違うスマートキーが多数あるので、素人では正しいスマートキーを購入するのは非常にリスクが高いです。初期化で使用するスマートキーの登録機は数十万円するので、自分で中古スマートキーを初期化するというのは費用的にもリスク的にも見合いません。

    ダイハツの車種別スマートキー情報

    タント、タントカスタムのスマートキー

    タント(タントカスタム)は初代(2003年~)からイモビライザーが搭載されている可能性があります。エンジンスタート形式がツイストノブやスマートキーの場合はイモビライザーが搭載されており、鍵差し式ならイモビライザーは搭載されていません。また、2代目(2007年~)のグレード「X」ではイモビライザーが標準搭載されています。

    ムーブ、ムーブカスタム、ムーブコンテ、ムーブキャンパス、ムーブラテのスマートキー

    ムーブ(ムーブカスタム)は初代(1995年~1998年)から3代目(2002年~2006年)ではイモビライザーは搭載されていません。4代目(2006年~)は「X・RS」にはイモビライザーが標準搭載されいます。5代目(2010年~2014年)から6代目(2014年~)はエンジンスタート形式がツイストノブやスマートキーの場合はイモビライザーが搭載されており、鍵差し式ならイモビライザーは搭載されていません。

    ムーブコンテ(2008年~2017年)はエンジンスタート形式がツイストノブやスマートキーの場合はイモビライザーが搭載されており、鍵差し式ならイモビライザーは搭載されていません。

    ムーブキャンパス(2016年~)はイモビライザーが全車標準搭載されています。

    ムーブラテ(2004年~2009年)は2004年~2007年ではイモビライザー非搭載、2007年~2009年はエンジンスタート形式がツイストノブやスマートキーの場合はイモビライザーが搭載されており、鍵差し式ならイモビライザーは搭載されていません。

    ミラのスマートキー

    ミラは1980年から発売されている車種ですが、2006年より前にはイモビライザーが搭載されておらず、2006以降のミラでエンジンスタート形式がツイストノブやスマートキーの場合はイモビライザーが搭載されており、鍵差し式ならイモビライザーは搭載されていません。

    ロッキーのスマートキー

    ロッキーは初代(1990年~1997年)にはイモビライザーが搭載されていません。2代目(2019年~)には全車イモビライザーが標準搭載されています。2代目はトヨタ ライズ、スバル レックスとして、OEM供給されています。

    カギ本舗のダイハツ車の作業実績

    作業例1 ダイハツ タントのマスターキー作成

    作業日:2021/04/05

    作業内容:タントのスマートキーを紛失してしまったという事で鍵作成の依頼になります。追加登録用のマスターキーも持っていない状況で、出来るだけ費用を抑えたいということでした。スマートキーの登録は無しで、マスターキーのみを作成し、スマートキーは後日追加するということになりました。このタイプのタントはマスターキーがあれば、ディーラーなどでもスマートキーの追加登録が可能です。

    作業料金:66,000円

     

    作業例2 ダイハツ ムーブのスマートキー作成

    作業日:2021/07/28

    作業内容:ムーブのスマートキーを紛失してしまったという事で鍵作成の依頼になります。マスターキーも紛失しており、マスターキーを登録後にスマートキーを追加登録する形で対応しました。

    作業料金:80,850円

     

    作業例3 ダイハツ ミラのイモビライザーなし鍵作成

    作業日:2022/11/22

    作業内容:ミラの鍵を折ってしまったという事で鍵作成の依頼になります。イモビライザーが搭載されていないタイプの鍵で、鍵をカットすればエンジンをかけられます。鍵穴から段差を読み、鍵をカットして作成しました。

    作業料金:38,500円

     

    上記以外にもダイハツ車の実績は多数あります。

    ダイハツ車の鍵でお困りでしたらカギ本舗にぜひご相談ください。

    ダイハツの鍵が勝手に閉まる?スマートキーの不具合?

    ダイハツの車が勝手に閉まってしまい、鍵をインロックしてしまうというご相談をいただく事があります。よく子供閉じ込めのインロックが発生するのですが、車が勝手にロックされるのはどうしてなのかご紹介します。

    スマートキーの電波が途切れた

    スマートキーが搭載されている車には、自動施錠、自動解錠機能が搭載されていることが多いです。この機能は車の中にスマートキーが入っている場合は動作しないようになっているのですが、スマートキーの電池が弱っていたり、近くに強い電波を発する施設がある場合は、車内にスマートキーがないと判定されてしまい、自動施錠されてしまう場合があります。

    参考:西日本新聞 – 車の電子キー無反応、トラブル相次ぐ 長崎県佐世保市で200件超 「米軍基地が影響か」の声も

    カーテシスイッチの故障

    カーテシスイッチはドアの開閉を検知するセンサーです。スマートキーで解錠した場合、一定時間が経過すると自動的にドアの施錠をする機能が搭載されている場合があります。そのため、カーテシスイッチが故障するとドアが開いているのに施錠されてしまい、ドアを閉めたタイミングでインロックが発生することがあります。

    対策方法は鍵を常に持ち歩くこと

    ドアが勝手に閉まる状況は様々ですが、鍵を持ち歩けば勝手に施錠されてしまっても問題なく解決できます。例で挙げると、バッグに鍵を入れたままドアの開け閉めをしてしまう人や、車から鍵を出さずに子供を降ろすことを優先してしまう人などでインロックが発生しているので自分にも当てはまると思ったら、必ず鍵と一緒に車外に出るようにしましょう。

    まとめ

    鍵屋とダイハツのディーラーに依頼した場合の比較について比較してみましたが、いかがだったでしょうか?ディーラーに依頼をすると安く対応できる可能性がありますが、納期がかかります。鍵屋に依頼をすれば基本的に当日中に対応可能なため、費用や納期を比較してどちらに依頼するのかご検討ください。

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    藤原 正徳

    カギ本舗で作業員、兼作業員の教育を担当をしている藤原です。 皆さんの鍵のトラブルをいち早く、安心して解決できるよう取り組んでいます。日本ロックセキュリティ協同組合が検定をしている錠施工技師の3級認定技術資格者。

    よくあるご質問

    Q何とか安くする方法はありませんか?
    一部のダイハツのスマートキーですと、鍵のマスターキーとスマートキーがスペアとしてセットになっていることがあります。 鍵のマスターキーのみで良ければお値段をお安くできる場合があります。 現地でお車を確認した際に、そういった対応ができる車種の場合はご提案させていただきますので、ご検討ください。
    Qダイハツのスマートキーを初期化する方法はありますか?素人でも可能ですか?
    ダイハツの登録済みスマートキーを初期化するには、ダイハツ車にテスターという機材を繋いで、ダイハツ車に内臓されている初期化機能を使う必要があります。テスターは一般のかたが入手する事はまず無いため、素人のかたで対応するのは難しいです。また、一部のダイハツのスマートキーは初期化することができず、初期化が上手くできていないスマートキーを登録しようとすると車が故障してしまうため注意が必要です。
    Q来てもらいたいのですが、新型コロナウィルスに感染するのが不安です。 何か対策はしていますか?
    作業員の検温、マスク着用、体調不良時の出勤停止を徹底しております。 弊社ではまだ感染者はおりませんので、ご安心ください。
    Q作業時間はどのぐらいですか?
    ほとんどの鍵は1時間以内に作製できます。 ただし、一部のスマートキーは車のコンピュータを取り出して登録作業をしなければいけないなど、時間がかかってしまう場合もあります。
    Q中古で購入したスマートキーを登録してもらうことはできますか?
    中古で購入したスマートキーはそのままだと登録することができず、初期化しないと利用することができません。 初期化後、登録自体はできるようになりますが、初期化作業などの追加作業が発生することをご了承ください。 また、見た目が同じだからということで中古品をご購入いただいたお客様の中には、実際には車とスマートキーが適合しない物を購入してしまったお客様も多数いらっしゃいますので、ご注意ください。
    Q後から鍵が出てきた場合、それも鍵として使えますか?
    鍵を追加登録できる車種の場合、後から鍵が出てきても鍵として使えます。 追加登録できない車種の場合は、登録しなおさないと使えません。 車種・年式・コンピュータの種類によって対応手法が違うため、作業員にご確認ください。

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