鍵屋の豆知識

鍵にまつわるお役立ち記事を掲載しています

鍵開け・鍵交換!業者を選ぶポイントと口コミ評価の高い業者の特徴

投稿日 2020.08.12
更新日 2022.10.30
【目次】

    鍵開けや鍵交換が必要になった時、信頼できる鍵屋を選ぶために必要な情報を紹介します。

    まず、知っておきたいのが鍵屋の作業費の相場です。

    格安な価格を提示する業者に騙されないようにしましょう。

    また口コミ評価を見るときのチェックポイントをお知らせします。

    さらに緊急時に、鍵屋に伝えるべき情報について紹介していきます。

    カギ本舗に鍵開け・鍵交換についてご質問がある方は、 直接お電話にてお問合せいただくか 、記事の最後にある『カギ本舗の鍵開けサービスの紹介』『カギ本舗の鍵交換サービスの紹介』をご覧ください。

     

    鍵屋の作業費相場

    鍵屋の作業費相場
    鍵屋には、出張型と店舗型の二つのスタイルがあります。

    出張型の鍵屋と、店舗型の鍵屋では料金相場とサービス内容がまるで違います。

    まず出張型の場合は、どのような鍵を開ける場合でも、8,000円以上の価格設定になっているのが一般的です。最も簡単な鍵を開ける場合でも同様の費用が掛かるため、高いと感じる人がいるかもしれません。

    しかし、鍵屋がお客様のご自宅等に出張して作業を行うと、相応の経費が必要になります。まずガソリン費、場合によっては高速費も必要です。お客様のご自宅に急いで駆けつけるためには必要な経費となります。人件費に加えて、交換が必要なケースでは、部材費もかかります。このように出張には経費がかかるため、利益を出すための最低ラインが8,000円となります。多くの鍵屋では、各地に拠点を設け、スタッフ・機材・部材を配備して対応していますが、最低限必要な経費というものは、発生しています。

     

    インターネット上に掲載されている鍵屋の出張の広告を見ると、3,000円程度で対応可能と記載されているものがあります。しかし先述した通り、様々な経費が掛かるため、8,000円の価格設定で、ようやく利益が出る最低ラインとなります。そのため3,000円では赤字になります。例え、広告が出ていても、鍵屋の出張の費用が3,000円で済むことはほとんどないということを、覚えておいてほしいと思います。

    また出張型の鍵屋がある場所によっても、価格の違いがあります。都内などの大都市部には鍵業者が多いため、業者が出張のために移動する距離が短くなるケースが多くなります。一方、地方には鍵業者が少ないため、出張時の移動距離が長くなりがちです。移動距離が長くなれば、ガソリン費、高速費が余計に掛かります。結果的に鍵交換等の価格が高くなることがあります。ただし、地域的な問題で費用が高くなったとしても、何万円も費用が上乗せされる事はありません。明らかに、金額が高いと感じた場合は、他の鍵屋に相見積もりをお願いしてみると良いでしょう。作業費が高い鍵というのは、ハイセキュリティな鍵であるか、特殊な鍵である場合がほとんどですので、鍵屋の説明をよく聞いてみて下さい。

     

    店舗型の鍵屋の場合は、作業員が店舗にいながら仕事ができます。作業員が移動する必要がないため、ガソリン費、高速費などが必要なく、鍵製作等の価格が安く済みます。最も簡単なタイプの鍵の合鍵作成費などは、数百円で済むこともあります。ただし、ピッキング対策として利用率が高くなっているディンプルキーなどの、製作の難易度が高い鍵の場合は、店舗型の鍵屋では対応してくれない可能性があります。またスペアキーからスペアキーを作ると、鍵の精度が落ちるため、対応してもらえない可能性があります。このような場合は、費用が高くなったとしても、出張型の鍵屋に依頼を出すことになります。作業員が現地を訪れて、鍵穴やドアフレームなどをチェックして、合鍵の作製などを行うと、経費が高くなります。この場合も、最低8,000円の費用は掛かかります。合鍵の制作の際は、実際に現場に行かなくても、キーナンバーが分かれば合鍵を作成出来たりといった場合もあります。費用を抑える提案力を持っている鍵屋を探してみて下さい。

     

    出張型の鍵屋に仕事を依頼すると、店舗型の鍵屋とは違い、鍵だけでなく、鍵穴の状態を見て作業をしてもらえます。鍵穴の状態を確認しながらの作業のため、作業の精度が高く、より良いサービスを受けることができるでしょう。また出張型の鍵屋に依頼をすれば、玄関のドアの鍵を紛失して、部屋の中に入れない時などに、急ぎで部屋まで来てもらい、作業をしてもらうことができます。このように出張型の鍵屋のサービスと、それを実行するために必要な経費を考えれば、最低ラインが8,000円という相場にも納得できるのではないでしょうか。出張作業が3,000円と書かれた格安に思える出張鍵屋の広告を見たら、警戒したほうがいいかもしれません。

     

    安心できるのは?口コミ評価の高い業者の特徴

    安心できるのは?口コミ評価の高い業者の特徴
    鍵のトラブルが起こった時に、スマホなどを使って、できるだけ信頼できる鍵屋を探し始めると思います。鍵屋探しに役立つ情報として、口コミ評価が挙げられます。実際に鍵屋を利用した人が、目で見て知った事実であり、肌で感じた感想のため、信頼に値するためです。安心して利用できる鍵屋の口コミ評価には、共通する特徴がありますので、事前に確かめておきましょう。まず、事前に料金について説明してくれるという口コミ評価がある業者は信頼できる業者と言えます。逆に言えば、料金の説明をまるでしないで作業に入る業者は怪しいと思ったほうがいいでしょう。不当に高い価格設定だから、お客様に料金について説明しない可能性が高いためです。事前に料金について説明してくれる業者を利用すれば、作業後に高額を請求されるようなリスクを回避することができます。

     

    また、電話での問い合わせ時に、詳しく状況を聞いてくれたという口コミも、良い業者の特徴を言い当てていて信頼できます。出張型の鍵屋の場合、お客様の状況によっては、緊急を要する案件の可能性もあります。お客様が一刻を争う状態のときに、いい加減な対応をすることは許されません。お客様が置かれている状況を詳細に知ることで、適切な対応ができると考えるため、電話での問い合わせ時に、抜かりなく詳細を知ろうとするのです。

     

    また、この時の電話対応が良く、対応してくれたスタッフの感じがいいと思えるかどうかも重要です。電話対応をするスタッフの態度が悪かったり、話していて信頼できないと思えば、その鍵屋全体に問題があると考えられます。社員教育ができていないと思われても仕方ないでしょう。そのため、電話対応の感じが良かったという口コミも重視するようにしましょう。

     

    作業スタッフに対する口コミにも注目してみましょう。作業スタッフは、実際に鍵のトラブルに対応する存在で、自宅を訪れて作業をする存在です。様々なトラブルに対応するためには、高度な知識とスキルが必要になります。また、ただトラブルを解決するだけでなく、お客さんの状況に最も合った解決法を、提案してくれる作業スタッフが理想的と言えます。例えば、玄関の鍵を紛失してしまったときに、鍵開けと新しい鍵の作製作業を依頼することになります。この時に提案力がある作業スタッフなら、お客様の住んでいるエリアと、現在の鍵の惰弱性などを考えて、防犯性の高いディンプルキーなどの設置を提案できるかもしれません。トラブル解消と同時にピッキング被害に遭うリスクを同時に消すことができ、作業を分けて行うよりも、費用が安く済む可能性があります。また、金庫の鍵開けなどの場合は、作業スタッフを部屋の中に入れることになるため、感じのいいスタッフであるのに越したことがないでしょう。このような点から、作業スタッフの知識が豊富で提案力がある、また作業スタッフの感じがいいという口コミがある業者を選ぶようにしましょう。

     

    さらに、アフターケアに関する良い口コミがある業者は、信頼できるかもしれません。鍵交換などの作業は、作業から何日か経過した後で、不具合が発生するというケースがあるためです。

    このようなときのアフターケア、アフターサービスが万全な鍵屋を選ぶことが大切になります。以上のような口コミ評価があり、評価が高い鍵屋は、本当に信頼できる鍵屋と言えるでしょう。鍵のトラブルが起こった時は、上記のような口コミに注目して、業者選びをしてみましょう。

     

    焦ってしまう緊急時に、鍵屋に伝えるチェックポイント

    焦ってしまう緊急時に、鍵屋に伝えるチェックポイント
    家に帰ったものの、玄関の鍵が見つからずに、部屋の中に入れないため焦ってしまうことがあるかもしれません。会社の金庫の鍵が壊れてしまい、中身を取り出せなくなってしまうという、鍵のトラブルが起こることもあるでしょう。しかも近々に金庫の中身が必要なときに限って、このようなトラブルが起こってしまいがちです。そのため、鍵のトラブルが起こった時、ほとんどの人が焦ってしまい、鍵屋に電話をかけたものの、頭が真っ白になってしまいがちです。出張型の鍵屋を利用する時の多くの場合、緊急時のため、焦ったり慌てていたりしてしまうものです。

    そこで事前に鍵屋に伝えるべき、必要な情報のチェックポイントを抑えておきましょう。

    鍵屋に伝えるポイントは

    ・お名前
    ・立会人は誰か
    ・電話番号
    ・作業希望日時
    ・現場の住所
    ・身分証の有無
    ・鍵の持ち主との関係
    ・トラブルの起きた対象場所

     

    まず出張型の鍵屋と連絡が取れたら、名前を伝えましょう。依頼人が誰なのかを鍵屋が把握することが、トラブル解消の第一歩になります。さらに現場の立会人は誰かを伝えるようにします。これは鍵屋が出張した時に、スムーズに作業にはいるために必要な情報です。依頼人が現場に立ち会えない場合は、誰に立ち会ってもらうかを決めておきましょう。

     

    続いて電話番号を伝えましょう。電話を切った後で、鍵屋が追加で聞きたい情報がある時、また出張先であるお客様の場所などが分からなくなったときなどに、電話で連絡を取り合うことができます。

    さらにお客様の現場住所を告げましょう。出張作業をするためには、当然ですが現場に行かねばならず、そのためには現場住所を知っておかなければなりません。慌てずに、正しい住所を伝えるようにしましょう。集合住宅の名前、部屋番号なども忘れないよう伝えます。現場住所を伝えることにより、最短でどの程度の時間がかかるかを業者側が知ることができ、お客様に伝えることもできるようになります。

     

    作業希望日時も忘れずに伝えるようにしましょう。玄関の鍵がみつからない場合は、今すぐに来てほしいと思うかもしれません。このような時は、できるだけ早く来てほしいと伝えましょう。もちろん緊急を要さない、鍵交換作業の依頼などもあるでしょう。防犯対策のため、簡単な鍵からディンプルキーなどへ鍵交換を依頼する時などは、会社の休みが取れる日など、都合のいい作業希望日時を伝えるようにします。

     

    さらに身分証の有無も伝えましょう。玄関の鍵や金庫の鍵を開錠するという重大な作業をするため、依頼人の身元を確かめることがあります。特に外側から玄関の鍵を開ける場合は、依頼人が部屋の住人であることが、状況的にわかりにくくなります。また高齢の両親に代わり、実家の開錠作業を鍵屋に依頼する方がいらっしゃるかもしれません。このような場合は、鍵の持ち主との関係を伝えるようにしてください。

     

    鍵のトラブルが起こった時、慌てずに対象場所を鍵屋に伝えましょう。対象場所とは、鍵屋に作業してほしい具体的な場所を指します。例えば玄関、室内のガラス戸、物置、ロッカー、金庫、車などが該当します。玄関ドアの鍵が開かない、ロッカーの鍵が開かない、金庫の鍵を失くしてしまったなど、対象場所を含めて、トラブルについて説明するようにしましょう。対象場所によって、作業に必要な道具や難易度が変わってきますので、鍵屋にとって重要な情報になります。鍵のトラブルが起こった時は、以上のような情報を鍵屋に伝えるようにしましょう。鍵の交換作業などの依頼をする時に、必要な情報を伝えることができれば、それだけ鍵屋の作業がしやすくなり、結果的にスムーズにトラブルを解消することができるでしょう。

     

    安心と信頼のカギ本舗にお問い合わせください

    出張型の鍵屋の価格の相場を知り、口コミ評価の見方を知ると、安心して作業を依頼でき、信頼できる鍵屋をみつけやすくなるのではないでしょうか。

    ぜひ、上記の内容を参考にして、信頼できる鍵屋を選んでほしいと思います。

    カギ本舗は相談無料です。

    是非ご相談だけでもお電話下さい。

    どのようなトラブルにも迅速に対応させていただきます。

    Sending
    User Review
    0 (0 votes)
    The following two tabs change content below.

    藤原

    カギ本舗で作業員、兼作業員の教育を担当をしている藤原です。 皆さんの鍵のトラブルをいち早く、安心して解決できるよう取り組んでいます。日本ロックセキュリティ協同組合が検定をしている錠施工技師の3級認定技術資格者。

    記事が参考になりましたら、シェアしていただけると嬉しいです!