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鍵の紛失対応マニュアル!なくした鍵の見つけ方と開け方
投稿日 2020.08.15
更新日 2020.08.15
【目次】

    家の鍵を紛失しても、冷静になって対応すればたいていの場合には何とかなるはずです。しかし、実際には鍵をなくしてしまうと、多くの人がパニックに陥って何をすればよいか分からなくなるというケースが少なくありません。そこで、以下では鍵紛失時の対応マニュアルを紹介します。これさえ頭に入れておけば、万が一の際にもスムーズに対応できるようになるでしょう。

     

    鍵を探す時のポイント

    鍵を紛失した場合に、まず行うべきなのは、無くした鍵を探してみるということです。自分では無くしたと思っていても、意外と身近なところにあるケースは少なくありません。例えば、カバンの奥底に入り込んでしまっていたという場合が典型的な例ですが、それ以外にもいくつかのステップを踏んで鍵を探せば見つけられる可能性が高まります。

     

    ステップ1 落ち着いて自分の行動を振り返る

    落ち着いてその日の自分の行動を振り返ってみましょう。はじめに確認すべきは、荷物の中に鍵が紛れ込んでいないかという点です。カバンの中はもちろんですが、衣類のポケットなどに入れたまま忘れてしまっているケースもありますので、身の回りを入念にチェックするようにしましょう。確認してもやはり手元にはないという場合には、家を出てから鍵の紛失に気づくまでの行動を冷静になって思い出すのが肝要です。鍵を置き忘れやすい場所として、「玄関の棚」や、「公衆トイレの手洗い場」、「駅のベンチの上」や「ロッカーの中」などがありますので、そういった場所を利用していないかどうか振り返ってみて、思い当たる場所がある場合にはそこにないかを確認してみる必要があります。

    落ち着いて自分の行動を振り返る
    ステップ2 家・道・立ち寄り場所・駅 ・学校 探す場所の確認と連絡

    立ち寄った場所のうち、もしかしたら鍵を落としたかもと思われるところに連絡してみましょう。当日の行動を「見える化」するために、訪れた場所を紙に書き出すようにするのがおすすめです。近場であれば鍵が保管されていないか歩いて確認しにいくのでも良いのですが、すべて歩いて回るのは大変なので、心当たりがある先に電話して「鍵を無くしてしまったのですが届けられていませんか」と聞いてみましょう。まだ届いていなくても、今後届けられる可能性もありますので、もし届いたら連絡してもらうようにお願いしておくのがおすすめです。

    家・道・立ち寄り場所・駅 ・学校 探す場所の確認と連絡
    ステップ3 警察へ遺失物届を出すと共に、届けられていないか確認

    自分で探しても見つからない場合には、警察に遺失物届を出すようにしましょう。届出を出す警察署は、最寄りの交番で問題ありません。近所に交番があれば歩いて行って警察官に鍵を紛失した旨を伝えれば、用紙がもらえますので、その場で記入すればOKです。用紙には、名前、連絡先、住所に加えて、遺失日時や遺失場所、遺失物の特徴を記載する必要があります。届いた鍵が自分のものであると特定してもらえるように、思い出せる範囲でなるべく詳細に書くようにすべきです。なお、わざわざ行くのが大変という場合には、電話でも受け付けてもらえます。夜間でも対応してもらえるので、まずは電話してみるとよいでしょう。届出をしておけば、運よく鍵が交番に届けられている場合には、身分確認をしてすぐに鍵を返してもらえますし、そうでなくても届出をしておけば後々落とした鍵が届けられた際に連絡してもらうことが可能になります。

    警察へ遺失物届を出すと共に、届けられていないか確認
     

    ステップ4 探して見つからない場合は、鍵開けを業者へ依頼

     最後に、ここまでのステップを踏んでも鍵が見つからないのであれば、いよいよどうやって鍵を開けるのか考えましょう。普段の生活で鍵開け業者を利用する機会はそれほどあるわけではないため、どこに依頼すればよいか分からないという方がいるかもしれませんが、スマホで検索すれば複数の業者が見つかるはずです。それらの中から評判の良いところに連絡すれば大丈夫です。なお、鍵を無くした場合の対応に要した費用は、家財保険や火災保険で補償されるケースがあります。そのため、事前にそういった保険に加入していないか確認しておけば、出費を抑えられるかもしれません。

    探して見つからない場合は、鍵開けを業者へ依頼

    見つからない時! 鍵開け費用を安くする為に確認する事

    無くした鍵が見つからない場合には、鍵屋に頼んで開錠してもらうのがもっとも手っ取り早い解決策ですが、少しでも安く鍵を開けたいのであれば他にいくつかの方法を試してみるのがおすすめです。

     

     

    ■賃貸の場合の連絡先は大家や管理会社に相談

    一般的には賃貸物件の場合は、各住戸の合鍵を大家や管理会社の方でも保管していますので、相談すれば無料で鍵を開けてもらえるはずです。たいていの管理会社は24時間対応可能な窓口を設けているはずですので、まずはそちらに連絡してみるとよいでしょう。同じ建物内に大家が住んでいるというのであれば、直接そちらに相談するというのもありです。管理会社と契約が無く、大家とも連絡が取れない場合もありますが、まずは連絡してみる事です。

     

    ■同居の家族がいる場合は、協力を頼んでみる

    同居人がすぐに帰ってくるようであれば、それを待つのでもよいですし、職場や学校が近いのであれば鍵を受け取りに行ってもよいでしょう。ただし、彼らが持っている鍵を使ってとりあえず開錠できたとしても、自分の鍵がないことには変わりありませんので、早急に合鍵を作るために鍵屋に行くのを忘れてはなりません。また、その後も紛失した鍵が見つからないようであれば、悪用されるリスクを避けるために、鍵を交換するというのも検討する必要があります。

     

    ■戸建て、車の場合は火災保険や車両保険で対応していないか確認

    戸建て住宅や車の鍵を無くした場合、加入している火災保険や車両保険の付帯サービスで対応してもらえる可能性があります。単に鍵開けや鍵交換に要した費用を補填してもらえるだけでなく、サービスによっては鍵開け業者を無料で手配してもらえるようなものもあるので、自分が入っている保険にそういったサービスが付帯していないか一度確認しておくと良いでしょう。分からない場合は、とりあえず保険会社の窓口に電話して相談してみると、詳しく教えてもらえるはずです。

     

    以上のように、鍵を開けるための選択肢はいくつもありますが、どうしても急ぎで開錠したいというのであれば、鍵屋に依頼するのが一番です。もっとも、鍵屋によって対応に差があるのは否めません。信頼できる鍵屋に依頼するために、できれば複数の鍵屋に問い合わせて、その中から料金について包み隠さずにしっかりと説明してくれるところを選ぶようにするのがポイントです。鍵のメーカーや種類によって若干の違いはありますが、鍵開けに要する費用の相場は8,000円程度から、鍵交換の場合には15,000円程度からとなっています。

     

    休日や深夜に対応してもらう場合には、割増料金が必要になるケースはありますが、そのような特殊な事情もないのに、相場水準よりも大幅に高い金額を提示してきたり、言葉を濁して見積もりを出したがらないような鍵屋には依頼しない方が賢明です。逆に、信頼できる鍵屋であれば、見積もり総額に加えて、なぜその金額になるのかということを内訳を示して丁寧に説明してくれるはずですので、そういったところを見つけるようにしましょう。なお、前述した保険の付帯サービスを使って鍵屋を手配した場合は、人件費などは無料になるものの、部品代については自己負担を求められる場合があります。必ずしも一銭も支払わなくて済むという場合ばかりではないという点に留意しておくようにしましょう。

     

    鍵をなくさないために準備

    鍵を紛失してしまった場合の最悪のケースとして、空き巣や泥棒などに拾われて悪用されてしまうという場合があります。ここからは、実際に起きた事例を基にどのような形で悪用されるかを見ていきます。

     

    ■鍵と一緒に免許証を落として住所を特定されてしまった

     

    まず、落とした鍵を悪用される事例として、もっともあり得るのが、鍵だけでなく免許証などを一緒に落としてしまい、それを拾った人間に住所を知られてしまうというケースです。どこの家の鍵であるのかが分かれば、後はその気になれば簡単に悪用できるため、運悪くそのような邪な考えを持つ人が拾った場合には、空き巣に入られてしまわれかねないのです。なお、かつて鍵に記載されている鍵番号を見れば住所が特定できるという噂がまことしやかにささやかれたことがありましたが、実際には鍵番号だけでは住所は分からないため、落とした鍵を拾っただけではそれがどの家のものであるのかを特定するのは困難です。

    鍵と一緒に免許証を落として住所を特定されてしまった
    ■鍵を落とした直後に拾われて後をつけられてしまった

    拾われた鍵を悪用される事例として、もう一つあるのは、落とした鍵を拾われて、そのまま後をつけられて家を特定されてしまうというケースです。拾った時点でその鍵が誰のものだか分からない状態であればあまり心配する必要はないのですが、いつ落としたのか分からないというのであれば、尾行されて家を特定されているかもしれないというリスクを念頭に置いておくようにしましょう。

    鍵を落とした直後に拾われて後をつけられてしまった
    では、落とした鍵を悪用されないためには、どのような対策を講じればよいのでしょうか。これについてはいくつかの方法が考えられますが、もっとも簡単にできるのが、住所が記載されているものを鍵と一緒に持って歩かないようにするというやり方です。例えば、財布に免許証と鍵を一緒に入れていると、財布を落とせば鍵と免許証の両方をまとめて拾われる恐れがあります。財布に入れるのはどちらか一方だけにしておけば、鍵を落としても住所が知られてしまうというおそれは回避できるでしょう。

     

    また、もう一つの対策として、キーファインダーを鍵につけておくというやり方もあります。キーファインダーというのは、それを付けたものを落とした場合にその位置を特定できる機能を有するツールのことで、代表的な商品としてはmamorioがあります。このmamorioの特徴は、それを付けた鍵を落とした場合に「みんなで探す」機能をオンにすることで、同じmamorioを持った人が近くを通れば落とした鍵がどこにあるのかが特定できるようになるというものです。mamorio spotというmamorioがどこにあるのかを特定できる端末の設置が進められていますので、いずれはどこで鍵を落としても即座にその在処を特定できるようになるでしょう。それほどかさばるものではありませんので、こういったキーファインダーを利用するというのは良い考えです。

    キーファインダー
    さらに、鍵を紛失しても確実に家に入れるようにしておくために、合鍵を作って置いておくというやり方もあります。よく植木鉢の下などに合鍵を隠しておくという人がいますが、そうしてしまうと万が一合鍵を見つけられた場合に簡単に泥棒に侵入されてしまいますので、あまりおすすめではありません。できれば合鍵は普段使いの鍵と別にして持ち歩くようにするとよいのですが、どうしても家に置いておきたいというのであれば、暗証番号などでロックできる場所に入れておくようにすべきです。どちらかを無くしてももう一方を使って鍵を開けられるので、鍵の紛失対策としては非常に有効な手段と言えるでしょう。

     

    鍵を無くしても慌てず冷静に対応しよう

    以上で見てきたように、万が一大事な鍵を無くした場合でも、普段からしっかりと対策を講じておけば必ずしも慌てる必要はありません。

    大切なのは、冷静に対応して鍵を開けられる状態にするとともに、紛失してしまった鍵を悪用されないようにすることですので、そのために何が必要かをしっかりと考えて落ち着いて対応するようにしましょう。

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    藤原

    カギ本舗で作業員、兼作業員の教育を担当をしている藤原です。 皆さんの鍵のトラブルをいち早く、安心して解決できるよう取り組んでいます。

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